ビューティー
更新日:2023.05.30公開日:2018.12.25 美容&健康トレンド転職面接や職場で印象UPを目指す薬剤師のための美と健康のお役立ちコラム。業界ツウのセンパイ記者が取材した最新情報を、悩める薬剤師ナビ美に伝授します。
Vol.3 美しい薬剤師であるためにマスクでも化粧崩れしにくいメイクとは
調剤薬局の仕事中にマスクが欠かせないナビ美。「どうせ崩れるし」と、最近すっかりメイクに手を抜きがち。そんなナビ美に、美容記者歴25年のセンパイが渇!
あらナビ美、マスクしているからって“すっぴん”はノンノン!
顔のほとんどが隠れるし、取ったり外したりでメイク崩れるし…
お黙りっ! 目元のクマやくすみはマスクでは隠せないわよ。患者さんに不健康なすっぴんさらしていいと思って!?
うっ(涙目)、でも、どうすれば…?
マスクによるメイクの悩みは大きく3つ「崩れ」「乾燥」「付着」がキーワードよ!
悩み1 マスクの下は亜熱帯「メイクが崩れる」
→解決!蒸れを防ぐオイルコントロールタイプの夏用下地を。
「調剤中はマスクを装着するけど、患者さんの前ではマスクを外す」というナビ美。どうせ崩れるからとあきらめていた彼女を救うべく、早速メイクの達人に取材しました。
今回話を伺ったのは、ヘアメイクアップアーティストVIRTU主宰・加藤聖子さん。エステティシャンとしても活動する加藤さんは、薬剤師のお客様の肌に触れたとき、「皮脂や毛穴トラブルが多い」と感じたそう。
「薬剤師さんは、マスクで覆われている部分のニキビなど皮脂トラブルや毛穴の開きに悩んでいる人が多いようです。何時間もマスクをしていると、顔の下2/3は、自分の呼吸で蒸れてしまいます。その結果、ファンデーションが崩れやすくなるわけです」と、加藤さん。
マスクの下は、まさに蒸れ蒸れの「亜熱帯地域」!
乾燥が気になる冬場でも、マスクの下は皮脂でべたつき、蒸れて毛穴が開いてしまうのです。
そこで加藤さんがおすすめするのが、冬でも夏用のベースメイク。
「乾燥する冬でも、マスクの下は『亜熱帯地域』。つまり保湿は不要なのです。マスクで隠れる部分には、夏用などオイルコントロールタイプの下地を使ってみて」
無色でサラッと仕上がるものなら、マスクを取っても頬や口の周りがドロドロということになりません。
悩み2 マスクの外は砂漠地帯「目元が乾燥する」
→解決!目元は保湿力の高い下地やピンク・オレンジなどくすみを隠す下地に。
マスクの下は1年中「亜熱帯」ですが、冬場はマスクから出ている部分は乾燥が進む「砂漠地帯」という、相反する問題があります。
同じ顔の中で共存する亜熱帯と砂漠問題…これには、
「マスクから出ている顔の上1/3と、マスクで隠れる2/3の部分では、ベースメイクを変えるといいですよ」と、達人の技が光ります。
「マスクで隠れない部分、とくに目元には保湿力が高く、クマやくすみを明るく見せてくれる下地を使いましょう」と、加藤さん。
マスクで隠れていても、患者さんに目の表情は伝わるもの。目の周りはとくに乾燥が表れやすい「砂漠地帯」! 水分不足だと疲れて見えるので、保湿タイプのベースメイクを。
さらに、目周りはカラーコントロールも重要。ピンクや明るめのオレンジなど、アラを明るく目立たなくしてくれる下地を選ぶとよいでしょう。
下地だけでも充分肌がきれいに見えるし、上下の質感を変えるだけで肌への負担がグンと減ります。
マスクで隠れる部分と出ている部分でベースメイクを変えるんですね!
ウィ~♪ マスクしていたって美をあきらめないで――が信条よ
さすがセンパイ! でも、マスクにメイクがべったり…が不快なんです
オーホホホ、付着問題には必殺技を用意したわ
悩み3 マスクにべったり…「メイクが付着する」
調剤中はマスクをしているけど、なるべく患者さんの接客ではマスクを取るというナビ美。
しかし、マスクを外してみると、裏側やフチにファンデーションがべったり…。これが意外とストレスになって、メイクをあきらめてしまうという人も多いよう。
そこで注目なのが、達人の必殺“ベビーパウダー”。
「メイクの色移りを防ぐには、マスクの内側にベビーパウダーを薄くつけてみてください。
サラサラ感が持続して、ファンデーションがつきにくくなりますよ」
ベビーパウダーなら吸い込んでも安心だし、優しい香りには癒し効果も。ファンデーションをしっかり塗ったときは、ぜひ試してみて。無色透明のルーセントパウダーでもOK。ブラシに薄くとってマスクにはたいておきましょう。
次回はマスク美人のための“化粧崩れ”しにくいメイクテクに迫ります。薬剤師のみなさん『マスクありきのキレイ』を目指しましょ! ごきげんよう、チャオ♪
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