医療費

選定療養で意見募集~導入すべき事例提案も 厚生労働省

薬+読 編集部からのコメント

厚生労働省が長期収載品など15類型を対象とする選定療養について、類型見直しと新たに導入すべき事例に関する意見・提案の募集をスタート。2025年6月30日まで募り、中央社会保険医療協議会における検討の参考にするとしています。

厚生労働省は、長期収載品など15類型を対象とする選定療養について、類型見直しと新たに導入すべき事例に関する意見・提案の募集を開始した。6月30日まで募り、中央社会保険医療協議会における検討の参考にするとしている。

 

保険外併用療養費制度では、患者が選定療養を受けた場合、入院基本料等の基礎的部分が保険外併用療養費として支給される一方、上乗せ部分については、その費用を患者から自由に徴収できる。現行の選定療養では、▽長期収載品▽制限回数を超える医療行為▽大病院の初診・再診――など15類型を対象としている。長期収載品では、処方等または調剤に関する料金を徴収できる。

 

今回の募集では、これらの類型について、現行の取り扱いの明確化、廃止等の意見がある場合、内容と理由を明記するよう求めた。

 

また、現行の類型以外で新たに選定療養に導入すべき事例の提案、現行の選定療養の見直しに関する意見も募る。

🔽 長期収載品の選定療養について解説した記事はこちら

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出典:株式会社薬事日報社 

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