医療

【21年度衛生行政報告】全国薬局数は6万1791施設~佐賀県が10万人当たり最多

薬+読 編集部からのコメント

厚生労働省の報告によると、2021年度末の薬局数は6万1,791施設で、前年度から840施設(1.4%)増加していることがわかりました。人口10万人当たりの薬局数を都道府県別に見ると佐賀県が最多で、次いで山口県、山梨県・高知県の順に多いことが明らかになっています。詳しい報告内容は以下を確認しましょう。

厚生労働省は19日、2021年度衛生行政報告例を公表した。同年度末の薬局数は6万1791施設で、前年度から840施設(1.4%)増加した。人口10万人当たりの薬局数は、佐賀県、山口県、山梨県・高知県の順に多く、前年度からの増加数は東京都、大阪府、神奈川県の順となった。


人口10万人当たりの薬局数は49.2施設で、前年度から0.9施設増加した。都道府県別では、佐賀県が62.4施設と8年連続で最多となり、山口県60.2施設、山梨県と高知県の各58.9施設の順で続いた。

 

前年度と同様、西日本で薬局数が多い傾向が見られたものの、山梨県以外にも山形県の56.1施設、秋田県の55.6施設など、東北地方においても薬局数が多かった。

 

一方、最も少なかったのは沖縄県の39.3施設で、千葉県の41.2施設、福井県の41.7施設の順で続き、前年度と同様の顔ぶれとなった。

 

また、千葉県以外にも、埼玉県の42.2施設、神奈川県の44.3施設など、関東地方においても、薬局数が比較的少ない傾向が見られた。

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出典:薬事日報

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