医療

後発品71品目を薬価収載~初後発に「エクア」など 厚生労働省

薬+読 編集部からのコメント

厚生労働省は、後発品23成分71品目を薬価基準に収載。初の後発品収載は、抗血栓薬の「リバーロキサバン」(先発品名:イグザレルト)など9成分12規格41品目で、収載品目数は同省が公表している2009年5月分以降で42番目の多さとなりました。

厚生労働省はきょう6日、後発品23成分71品目を薬価基準に収載する。初の後発品収載は、抗血栓薬の「リバーロキサバン」(先発品名:イグザレルト)など9成分12規格41品目。収載品目数は、厚労省が公表している2009年5月分以降で42番目の多さとなった。

 

今回、薬価収載の希望品目数は72品目だったが、1品目について企業が希望を取り下げ、最終的に28社23成分38規格71品目が収載される。収載品目数は過去42番目となった。

 

収載状況の内訳を見ると、内用薬が11成分17規格44品目、注射薬が8成分16規格17品目、外用薬が4成分5規格10品目で、歯科用薬剤の収載はなかった。

 

初めて収載された後発品は、エゼチミブ・ロスバスタチンカルシウム、リバーロキサバン、ビルダグリプチン、サキサグリプチン水和物、スニチニブリンゴ酸塩、ヒドロキシクロロキン硫酸塩、エリブリンメシル酸塩、エピナスチン塩酸塩、メトロニダゾールの9成分12規格41品目。

 

医療安全の観点から一般名に変更したなどの代替新規を含め、収載品目数が多かった上位企業は、沢井製薬10品目、東和薬品9品目、日本ジェネリック5品目だった。代替新規を除いた収載品目数の上位企業は、沢井製薬10品目、東和薬品7品目、日本ジェネリック5品目だった。

 

収載品目数が最も多かったのは、2型糖尿病治療薬であるビルダグリプチンの9社1規格9品目だった。

 

新規収載希望が7品目を超えた内用薬を先発品の「0.4がけ」とするルールが適用されたのは、ビルダグリプチンの9品目だった。リバーロキサバンの四つの規格単位には新規収載希望が18品目あった。

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出典:薬事日報

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