医療

【18年度衛生行政報告】薬局数、6万カ所に迫る~前年度比0.8%増に

薬+読 編集部からのコメント

厚労省が公表した2018年度の衛生行政報告例の結果まとめによりますと、全国の薬局数が5万9613カ所(20018年度末時点)と、前年度より475カ所増加しました。都道府県別の薬局増加数では①大阪府 ②埼玉県 ③東京都の順になりますが、人口10万人あたりの薬局数推移で見ると、意外や5年連続最多で佐賀県が1位。②山口県 ③広島県 ④福岡県と、西日本が多い傾向となります。

厚生労働省は、2018年度の衛生行政報告例の結果をまとめ公表した。18年度末時点の薬局数は5万9613カ所と、前年度より475カ所(0.8%)増加。人口10万人当たりの薬局数は佐賀県、山口県、広島県の順で前年度から変化はなく、薬局数は大阪府、埼玉県、東京都の順に増加数が多かった(表参照)。


人口10万人当たりの薬局数は47.1カ所で、前年度に比べて0.4カ所多かった。都道府県別に人口10万人対薬局数の推移を見ると、最も多かったのが佐賀県の63.4カ所で、5年連続で最多となった。次いで山口県の58.5カ所、広島県の57.3カ所、福岡県の57.1カ所で、前年度から順位に変化はなく、西日本で多い傾向も同様だった。

 

一方、最も少なかったのは福井県の37.9カ所で、千葉県の39.1カ所、埼玉県、沖縄県の39.4カ所が続いた。

 

都道府県別の薬局数で、前年度より高い増加率を示したのは、奈良県の3.1%で、富山県の2.5%、静岡県の2.4%、滋賀県の2.3%、埼玉県の2.1%の順で、全国の増減率は0.8%だった。

 

また、増減数を見ると、前年度より最も薬局数が増加したのは大阪府の78カ所で、次いで埼玉県の59カ所、東京都の56カ所、神奈川県の52カ所と、関東地方で増加している傾向が見られた。

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出典:薬事日報

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