医療

遠隔診療で看護師調剤を~PTP包装の薬限定 新経済連盟

薬+読 編集部からのコメント

新経済連盟は、患者が看護師と一緒にいる場合のオンライン診療環境下における調剤業務の規制緩和などを求める「規制改革提言2024」を公表。画像によって処方薬や処方内容が正しいと確認できる場合、医師によるリモート環境下で看護師がPTP包装またはこれに準じる包装の薬剤の調剤を行えるようにすべきと要望しました。

新経済連盟は13日、医師によるリモート環境での指導のもと、看護師がPTP包装の薬剤を調剤するルール緩和などを求める「規制改革提言2024」を公表した。患者が看護師と一緒にいる場合のオンライン診療環境下における調剤業務の規制緩和を求め、画像によって処方薬や処方内容が正しいと確認できる場合、医師によるリモート環境下で看護師がPTP包装またはこれに準じる包装の薬剤の調剤を行えるようにすべきと要望した。

 

現行法では、看護師が医師の診療の補助として調剤業務を行うルールが存在しないため、この形態で診療を行う際、看護師が院内処方用の薬剤を持参しても医師の指示に基づき調剤することができず、現場で患者に処方できない。

 

同連盟は、粉薬等の詳細な計量が必要な薬剤ではなく、PTP包装またはこれに準じる包装の薬剤であれば、画像・映像により処方薬や処方内容が正しいと確認できる場合、医師による遠隔指導により看護師が調剤を行うことを可能とするためのルールを整備すべきと提言した。

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出典:薬事日報

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