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ジョンソン・エンド・ジョンソンがCOVID-19ワクチンの主要候補を同定、2021年初頭の完成目指す

薬+読 編集部からのコメント

さまざまな製薬会社が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬開発に参入するなか、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは同感染症のワクチンの主要候補を同定したことを公表しました。「10億回分を超えるワクチン」を世界規模で供給するため、米国に新たな製造拠点を設立する同社。2020年9月までに第Ⅰ相試験を開始、2021年初頭に緊急用に利用可能とすることを目指しており、今後の動向が期待されます。

米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は3月30日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの主要候補を同定したと発表した。2020年9月までに第Ⅰ相試験を開始、承認申請を経て、2021年初頭に緊急用に利用可能とすることを目指す。

J&Jは「10億回分を超えるワクチン」を世界規模で供給するため、米国に新たな製造拠点を設立するとともに、米国外での生産能力を強化。「非営利目的で手の届く価格のワクチンを一般に提供すべく尽力する」としている。

同社最高科学責任者のポール・ストッフェルズ医学博士は「J&Jの専門家チームはBARDA(米国生物医学先端研究開発局)、科学者のパートナー、世界中の保健当局とともに研究開発に精力的に取り組んでいる」とコメントしている。

 

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出典:Web医事新報

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