知れば知るほど奥が深い漢方の世界。患者さんへのアドバイスに、将来の転職に、漢方の知識やスキルは役立つはず。薬剤師として今後生き残っていくためにも、漢方の学びは強みに。中医学の基本から身近な漢方の話まで、薬剤師・国際中医師の中垣亜希子先生が解説。
「鹿茸(ろくじょう)」はシカの角(ツノ)のこと。れっきとした医薬品であり、日本の漢方薬局では、たいていどこでも取り扱っています。 今回は、鹿系の中から一番作用の強い「鹿茸(ろくじょう)」と、「鹿角・鹿角膠(ろっかく・ろっかくきょう)」の効能や用い方、注意点についてお話しします。
1.薬効が高く、薬膳にも活用される角系の薬食(やくしょく)
鹿茸は高貴薬のひとつとして有名です。高貴薬とは希少、かつ、効果が非常に高かったり、他の中薬に換えられない特殊な効果があったりして、それゆえ高価格でです。朝鮮人参(高麗人参)・牛黄(ごおう・牛の胆石)・冬虫夏草・熊胆(ゆうたん:熊の胆嚢のことでクマノイとも呼ぶ)も高貴薬です。
朝鮮人参が栽培品ではなく野生品の場合は、さらに価値が高まり、もはや家宝レベル!本当にいざという時まで大切にとっておきます。また、「止血」と「活血」の相反する作用を併せ持つ不思議な中薬としてご紹介した田七人参も、頭数の小さい(=サイズが大きい)ものは、かなりの高貴薬になるでしょう。
鹿の角は「角系シリーズ」のひとつ!
漢方薬では、動物の角を用いることがよくあります。鹿茸のほかにも、サイの角(犀角:さいかく)、カモシカの角(羚羊角:れいようかく)、ヤギの角(山羊角:さんようかく)なども中医学では薬として使われます。
シカの角は成長が極めて早く、一年に一度のペースで生え変わります。そのため、古くから雄鹿の角には強い精力があると期待され、中国では滋養強壮に活用されてきました。筆者は大昔に、中国満州郊外の鹿牧場に行ったことがあります。品質管理がしっかりされていて、毎年ほぼ同じ時期に鹿茸が採れるそうです。
鹿の角を原料とする中薬は、補腎陽・補腎精といって、身体を温める作用があり、子供の発育を助けたり、男女ともに生殖機能を高めたり、筋肉や骨を丈夫にする作用があります。
生えかわったばかりの、まだ角化していない柔らかいシカの角で、薬効が一番強いです。この幼く柔らかい角は、「袋角(ふくろつの)」といいます。
「鹿角(ろっかく)」
幼い角は骨化して硬くなっていき、鹿茸から鹿角へと成長します。鹿角は炒用(乾煎り)すると鹿茸に似た効能を持ちますが、薬力は鹿茸より劣ります。
「鹿角膠(ろっかくきょう)」
鹿角を煮詰めてつくった膠(にかわ)のことで、補益力(補うチカラ)は鹿茸に劣り、鹿角に勝ります。効能は鹿茸に似ており、止血を得意とします。
「鹿角霜(ろっかくそう)」
鹿角を煮詰めて膠をとった残余の骨渣のことで、補腎陽の効能を持ちます。しかし、薬力は弱く、「滋膩(じじ:しつこくて、もたれる)」の性質がないのが特徴です。
ジビエの定番「鹿肉」は?
シカの角には身体を温める作用があるのと同様に、ジビエとして食される「鹿の肉」も身体を温めます。
2.鹿茸のはたらき
鹿茸は中薬学の教科書において、「補陽薬(ほようやく)」に分類され、 陽気(ようき:からだを温めるエネルギー)不足の状態である「陽虚(ようきょ)」を改善します。補陽薬は、助陽薬(じょようやく)、温陽薬(おんようやく)とも言い、どれも同じ意味です。
► 【関連記事】陰陽学説~陰陽のバランスを崩すと病気に(7)身体への表れ方
また、生薬や食べ物には四性(四気)と呼ばれる「寒・熱・温・涼」の4つの性質があり、さらに、温めもせず冷やしもしない、寒熱の偏りがないものは「平(へい)」といいます。鹿茸は「温性」に分類されます。
■生薬や食べ物の「四気(四性)」
亀鹿茸の四気五味(四性五味)は「温性、甘・鹹味」なので、次のような作用があることが分かります。一般的に、甘くて温める「甘温薬(かんおんやく)」は、補気作用・補陽作用などの補う作用があります。
・甘味=補う性質。
・鹹味=薬膳では補血や補腎のニュアンスも。軟堅散結(なんけん・さんけつ:中医学で、痰(※)や瘀血によるしこり・腫瘤・結石などを次第に消滅させる治療法)。瀉下のイメージ。(※痰:水の停滞、瘀血:血の停滞のこと)
そして、鹿茸は「肝・腎」に作用(帰経する)します。帰経とは、薬物が作用する部位のことで、つまり、薬効の表れる範囲を指します。例えば、血流を良くするといっても、足腰なのか、頭なのか、特に効かせたい部位に合わせて、用いる薬物が異なるということです。。
3.「鹿茸」「鹿角膠」は腎精と腎陽を補う
鹿茸・鹿角膠は、腎精と腎陽を補います。中医学で言う「腎(じん)」は、西洋医学で言う腎臓だけでなく、泌尿器系・生殖器系・ホルモン系・免疫系・造血系・水分代謝・骨代謝・副腎機能・脳・骨・歯・足腰・耳・髪などの広い範囲を指します。また、腎は「精(せい)」を蔵し、生長・発育・老化・生殖を司ります。
全身の陰陽の根本は腎の陰陽にあり、さらに、腎の陰陽の根本は「腎精(じんせい・腎の精)」にあります。中医学の養生の真髄は、この「腎精」をいかに充実させるか、どれだけ減りをゆっくりさせるか、にあります。
「腎」の機能が弱まる(腎虚)と、子どもは発育不全が、大人はいわゆる老化現象があらわれやすくなります。腎虚が生まれつきであっても、出生後の養生によって立て直せますが、反対に、腎が充実した状態で生まれてきても、不摂生な生活をしていれば腎虚はどんどん進みます。腎虚によってあらわれやすい症状は、以下の記事を参照してください。
► 「亀板(きばん)」の効能 アンチエイジング&更年期対策などに美容と健康によいカメ系の中薬
4.鹿茸はどんな時に用いられるのか(使用例)
大前提として、鹿茸単品は冷え性の方に向きます。「陽気:身体を温めるエネルギー」を補う生薬なので、陽気不足のせいで「寒がり」「冷え性」「低体温」「高温期の体温が低い」「基礎体温表の高温期が陥没する」などの症状があって、身体が冷たい・冷えている状態や、冷えに弱い・冷えに敏感な状態に向いています。
上述のような症状は、陽気不足でなくても自覚・他覚することがあるので、本当に陽気不足による症状なのかどうかは、中医学の専門家による判断が必要です。
さて、前回お話しした亀板も鹿茸と同じく腎精を補います。亀板と鹿茸の共通点は、「腎精を補うこと」。相違点は、以下です。この違いによって使い分けします。
・鹿茸は「補腎陽(+温性)」のため、「陽虚+冷えっぽい」ときに用いる
また、後述するように、両者を組み合わせることも臨床では非常に多いです!腎精・腎陰・腎陽のすべてを補えるため、これらすべてが不足している状態や、寒熱(陰陽)の偏りがそれほどみられないケースに最適で便利な使い方です。
鹿茸や鹿角膠の代表的な使用例を見ていきましょう!
(2)男女の妊活に
(3)子供の発育不全・筋骨を丈夫に
(4)滋養強壮に
(1) アンチエイジング作用:老化を防ぎ心身を若く保つ
鹿茸は全身の陽(陽気)の中でも最も根本である腎陽を補い、さらに、腎陰・腎陽の根本である腎精も補います。腎の働きを補うことで、心身に活力を与え、エイジングケアや健脳が期待できます。
「腎の陽虚」や「精血不足」が原因で起こる、足や腰がだるくて力が入らない・寒がり・手足が冷たい・手足に力が入らない・頭のふらつき・耳鳴などの症候に、単味あるいは他の中薬と組み合わせて用いられます。
(2) 男女の妊活に
中国では古くから、鹿茸・鹿角膠を男女の不妊症に用いてきました。中医婦科や中医男科では、精子の状態がいまいち、卵子の育ちが悪い・変性卵・空胞・AMHが低いなどの症状は、腎精不足としてとらえられることがあります。
(注意:これらの症状がある=腎精不足、とまでは言い切れません。ほかの体質や腎以外の臓が関係する場合もあります。 腎精不足による場合もあるという意味です)。
これらの症状において腎精不足がある場合は、体質に合わせて①②のように用いる生薬を変えます。
例えば、前回お話しした亀板や亀板膠などを用います。
②腎陽虚寄りの体質なら、補腎陽+補腎精(腎精のほかに腎陽も補う)
例えば、今回のテーマの鹿茸や鹿角膠などを用います。
さらに腎陰虚も腎陽虚も腎精虚もすべてあるケースや、腎精不足があって寒熱の偏りがそれほどみられないケースなどでは、両者①②を組み合わせてよく用います。その場合は、色々な剤型が日本でも手に入る「亀鹿二仙膠(きろくにせんきょう)」を用います(後述)。
あるいは、「補腎陰を主に、腎陰を育てるために腎陽を少し補いたいケース」や、「補腎陽を主に、腎陽を育てるために腎陰を少し補いたいケース」においても、両者を配合することがあります。主として補いたい方を多く入れて、補佐の方の量は少なめにします。
このように組み合わせるのは、陰と陽が依存関係にある「陰陽互根(いんようごこん)」だからで、前者を「陽中求陰(ようちゅうきゅういん)」といい、方剤例は「左帰丸(さきがん)」、後者を「陰中求陽(いんちゅうきゅうよう)」といい、方剤例は「八味地黄丸(はちみじおうがん)」などがあげられます。
(3) 子供の発育不全・筋骨を丈夫に
中国では、新生児の腎陽虚・腎精虚による泉門(頭蓋骨の境目)の閉鎖遅延・小児の発育不良・運動能力の発達遅延などを含む、子どもの「五遅・五軟(ごち・ごなん※)」に対して、鹿茸や鹿角膠を用います。また、年齢を問わず、腎陽不足と腎精不足による、足腰がだるくて無力・筋骨が弱いなどの症状にも活用されます。代表処方は「加味地黄丸(かみじおうがん)」です。
五遅…「立つ」「歩行」「髪がはえる」「歯がはえる」「話す」の、5つの遅れ。立遅・行遅・髪遅・歯遅・語遅。
五軟…「頭が上がらない」「泉門が閉じない」「首がすわらない」「手足が軟らかく無力」「筋肉が軟らかく痩せている」「脾胃が弱く口唇が淡白色で、しっかり噛めず涎をたれ流す」の、5つの軟弱さ。頭軟・項軟・手足軟・肌肉軟・口軟。
► 日本漢方(漢方医学)と中医学(中国伝統医学)の違いとは?
(4) 滋養強壮に
動物性の生薬は「血肉有情之品(けつにくゆうじょうのしな)」と呼ばれます。鹿茸や鹿角膠は補陽薬の中でも最上級とも言える中薬で、ガッツリと補腎陽・補精血します。
身体を温める働きに優れ、さらに、肝腎(精血)を補うとして、古くから滋養強壮剤として重用されてきました。中国では、低体温症や高温期の体温が低い女性などの体温が上がらない状態や、腰や膝の痛み、生殖系・骨髄での造血系の疾患などに活用されます。
さらには、妊活や出産後の養生薬として(虚弱体質や高齢の場合は特に)、また、仕事に家事に介護にと超多忙な人たちの心身を支える滋養強壮に、後述する「亀鹿二仙膠(きろくにせんきょう)」の加減方(※)などが活用されます。
※加減方…症状に応じて生薬を足したり引いたり、分量を増減すること
5. 鹿茸の効能を、中医学の書籍をもとに解説
ここでは中薬学の書籍で紹介されている鹿茸の効能を見ていきましょう。効能の欄には、四字熟語のような文字が並んでいます。一瞬ギョッとするかもしれませんが、漢字の意味から効能のイメージを掴むのに役立ちます。
鹿茸(ロクジョウ)
【分類】
補陽薬
【出典】
神農本草経
【処方用名】
鹿茸・鹿茸片・鹿茸血片・鹿茸粉片・鹿茸粉
【基原】
シカ科CervidaeのマンシュウジカCERvus nippon TEMMINCK var. manchuricus SWINHOE 、マンシュウアカジカC. elaphus L. var. xanthopygus MILNE-EDWARDSなどの雄のまだ角化していない幼角(袋角)
【性味】
甘・鹹、温
【帰経】
肝・腎
【効能と応用】
(1)補真陽(ほしんよう)・益精血(えきせいけつ)・強筋骨(きょうきんこつ
・真陽不足あるいは腎陽虚の腰や膝がだるく無力・寒がる・四肢の冷え・インポテンツ・早漏・滑精・遺尿・頻尿・不妊などの症候に、単味であるいは熟地黄(じくじおう)・巴戟天(はげきてん)・淫羊藿(いんようかく)・補骨脂(ほこつし)などと用いる。
方剤例)参茸固本丸(さんじょうこほんがん)
・精血不足(せいけつふそく)による腰や背中がだるく無力・四肢に力がない・頭のふらつき・耳鳴あるいは小児の発育不良・泉門の閉鎖遅延・運動能力の発達が遅いなどの症候に、単味であるいは熟地黄(じゅくじおう)・山薬(さんやく)・山茱萸(さんしゅゆ)などと使用する。
方剤例)加味地黄丸(かみじおうがん)
(2)調衝任(ちょうしょうにん)・固帯脈(こたいみゃく)
陽虚(ようきょ)による衝任虚寒(しょうにん・きょかん)・帯脈不固(たいみゃく・ふこ)の不正性器出血や白色帯下に、当帰(とうき)・阿膠(あきょう)・烏賊骨(うぞくこつ)・狗脊(くせき)などと使用する。
方剤例)鹿茸散(ろくじょうさん)
(3)温補内托(おんほ・ないたく)
陰疽(いんそ:化膿傾向に乏しい慢性炎症・寒冷膿瘍など)の慢性に経過する潰瘍・フィステル・希薄な浸出などに、黄耆(おうぎ)・当帰(とうき)などと用いる。
【用量】
0.5~1g。粉末にして吞服。丸・散に入れてもよい。
【使用上の注意】
(1)服用するときは、少量からはじめてしだいに増量するのがよい。一度に大量を服用すると、陽昇風動によるめまい・目の充血あるいは傷陰動血による鼻出血・下血などをひきおこすことがある。
(2)補陽に偏するので、陰虚火旺・血分有熱・肺有痰熱・胃火などには禁忌。
※【分類】【処方用名】【基原】【効能と応用】【用量】【使用上の注意】は『中医臨床のための中医学』(医歯薬出版株式会社)より引用/【出典】【性味】【帰経】は『中医学』(上海科学技術出版社)より部分的に抜粋し筆者が和訳・加筆したもの
このように、鹿茸は「腎陽(じんよう)=身体を温めるエネルギー(腎の陽気)」を補い、身体を温めるのを得意とするため、冷え性向きです。また、腎精を補うことから、子どもの発育不全のほか、足腰の弱さ・筋骨の弱さ・生殖器系の疾患など「腎」のトラブルにも活用されます。
6.鹿茸・鹿角膠の注意点と入手方法
鹿茸は温性で補陽薬なので、身体を温める性質を持ちます。したがって、人体に何かしらの熱(中医学で言う“熱”です)があるときは、熱に熱を足してしまうので、基本的には用いません。
『中医臨床における中薬学(医歯薬出版株式会社)』には、鹿茸は「補陽に偏するので、陰虚火旺・血分有熱・肺有痰熱・胃火などには禁忌」と書かれています。熱があるけれど、鹿茸がどうしても必要な場合は、弊害がおきないようにほかの生薬を組み合わせてバランスをとりましょう。
► 香辛料と医薬の意外なつながりとは?漢方薬や感染症対策、創薬に活用
7.「医薬品扱い」「食品扱い」で違いはあるの?
鹿茸は、漢方薬(医薬品)としてだけでなく、薬酒や高級薬膳スープの材料としても用います。日本の最大手の生薬問屋さんに確認したところ、一番作用の強い「鹿茸」のみ、医薬品扱いで、それ以外の「鹿角・鹿角膠・鹿角霜」は食品扱いです。
日本で食品扱いである鹿角・鹿角膠・鹿角霜は、本来の基原動物ではない、他種の鹿が使われている可能性もあります。特に、漢方が専門ではないメーカーの男性用強壮剤(健康食品)には、原材料に「シカの角」とだけ書かれていたりします。同じシカなら似た効能を持っていそうな感じはしますが、やはり効能に優劣はあるでしょう。
中薬として鹿種が限定されている以上、中医学的な効果を求めるのであれば、本来の品種(基原となる動物)を用いる方が確実です。漢方の老舗メーカーならば、原料の選定のほか、有効成分の濃度・製剤化の技術などにおいて、一定のレベルを保ち良質であることが多いように思います。
8.日本では飲みやすい「亀鹿二仙膠(きろくにせんきょう)」の加減方がある
「亀鹿二仙膠(鹿角膠・亀板膠・枸杞子・人参)」は、補腎精・補腎陰の最高峰とも言える亀板膠と、補腎精・補腎陽の最高峰とも言える鹿角膠を合わせた処方です。老若男女問わず服用可能ですが、亀板膠が含まれるため基本的には妊婦さんの服用は控えましょう。
「亀鹿二仙膠」はいろいろなメーカーから発売されており、それぞれ配合内容が違います。消化器系が弱い傾向にある日本人のために、「亀鹿二仙膠」をベースに、山査肉(サンザシの実)や大棗(ナツメ)、補肝腎作用をアップする山茱萸(さんしゅゆ)や枸杞子(クコの実)などを、絶妙に配合した製品もあります。猫ちゃんのオヤツの「ちゅ~る」のような剤型をしていて、飲みやすくおすすめです。
個性のある中薬ですので、使用する際は中医学の専門家に必ずご相談ください。
参考文献:
・小金井信宏(著) 『中医学ってなんだろう(1)人間のしくみ』東洋学術出版社 2009年
・丁光迪 (著), 小金井 信宏 (翻訳) 『中薬の配合』 東洋学術出版社 2005年
・凌一揆(主編)『中薬学』上海科学技術出版社 2008年
・中山医学院(編)、神戸中医学研究会(訳・編)『漢薬の臨床応用』医歯薬出版株式会社 1994年
・神戸中医学研究会(編著)『中医臨床のための中薬学』医歯薬出版株式会社 2004年
・許 済群 (編集)、 王 錦之 (編集)『方剤学』上海科学技術出版社2014年
・神戸中医学研究会(編著)『中医臨床のための方剤学』医歯薬出版株式会社 2004年
・伊藤良・山本巖(監修)、神戸中医学研究会(編著)『中医処方解説』医歯薬出版株式会社 1996年
・羅 元愷 (編集), 曾 敬光 (編集) 『中医婦科学』上海科学技術出版社2005年
・李時珍(著)、陳貴廷等(点校)『本草綱目 金陵版点校本』中医古籍出版社 1994年
・ウチダ和漢薬『生薬の玉手箱 鹿茸(ロクジョウ)』
・池上文雄(著)『日本の民間薬 その60 鹿茸』和漢薬No.763(2016.12) ウチダ和漢薬
・『中薬大辞典』上海科学技術出版社 小学館
・翁 維健 (編集) 『中医飲食営養学』 上海科学技術出版社 2014年6月
・日本中医食養学会(編著)、日本中医学院(監修)『薬膳食典 食物性味表』燎原書店 2019年
・邱紅梅(著)、茨城中医薬研究会(編集)『不妊症のおはなし』
・包海燕(監修)、栃木・新潟中医薬研究会(編集)『可愛い赤ちゃんをあなたに』
・王愛延(著)『妊活中の養生』