ビューティー
更新日:2023.05.30公開日:2018.10.30 美容&健康トレンド転職面接や職場で印象UPを目指す薬剤師のための美と健康のお役立ちコラム。業界ツウのセンパイ記者が取材した最新情報を、悩める薬剤師ナビ美に伝授します。
Vol.1 美しい薬剤師であるためにたるみ治療で注目「サーマクール」とは
最近お肌に元気がない薬剤師ナビ美。「そのお疲れ肌に、最新の『サーマクール』がよくってよ!」美容記者歴25年のセンパイが颯爽と登場!
わっ、センパイ肌が前となんか違う…小顔になった?
オ~ホホホホ、芸能人たちもお忍びで通う話題の「サーマクール」よ!
美肌マシンの中でもハリウッド女優を虜にしているとウワサの…
自宅にマシンを購入する女優もいるという、たるみ治療の注目株よ
「切らないたるみ治療」ができる超人気マシン
最近同僚に「疲れ顔」を指摘されてショックのナビ美は、美容医療に興味深々。美容業界ツウのセンパイ懇親の取材によると――。
一般的に美容医療といえば、ヒアルロン酸やボトックス注射、レーザー治療など「切らない」タイプが身近。中でも切らないたるみ治療「サーマクール」は、レーザーよりも深い部分に熱を送り、リフトアップ。その効果が話題になっています。
「サーマクール」は、2002年にアメリカで登場。RF波(高周波)の熱エネルギーを真皮層の深い部分に届けることで、コラーゲンが収縮。その後、修復される過程でコラーゲンの生成が活性化され、肌のハリが蘇るといわれています。
照射直後に肌のプリプリ感、滑らかさが感じられ、2〜3カ月かけて徐々にリフトアップし、6カ月後にはハリ、小顔効果が感じられるというもの。
効果が徐々に、長く現れるので周りに気づかれないのも人気の理由です。
「あの人、イジッた?」と周囲にウワサされないわよ
同僚にも気づかれませんね! でも痛くないんですか?
マシンが進化して痛みを感じにくくなっているのよ
へ~。肌がキレイだと転職面接でも印象よくなりますよね
より痛くなく、治療時間が短く進化
「昨年、約9年ぶりに待望の新機種が登場。当院では今年の9月に日本で初めて導入しました」と、3万件近いサーマクールの症例数を誇るシロノクリニック広報の藤垣貴子さん。
初期の機種は1回の照射エネルギーが現在よりずっと高かったため、痛みもかなり強く、直後は腫れることもあったそう。その後改良が重ねられ、最新の「サーマクールFLX」は、照射の際チップが振動することで痛みがより軽減。ワンショットの照射面積も広くなったため、顔全体でも30分程度と施術時間も短くなりました。
施術前にはクリーム状の「塗る麻酔」を塗布し、振動&冷却しながら照射していくので「がまんできないほど痛い!」という人はほとんどいなくなったそう。
腫れたり、キズになったり、失敗とかないんですか?
ノンノン! キズや腫れもなく直後からメイクもOKなのよ
初めての美容クリニック、どう選ぶべきですか?
とにかく安全面に注意が必要ね
初めての美容クリニック、ちょっと心配…
「サーマクールは照射方法によって、安全性や効果が変わる治療の代表です」と、前述の藤垣さん。
強い熱エネルギーを肌の奥に届けるため、適正量を見誤ると火傷のような症状が出る場合も。一方、熱量が弱すぎると、効果が感じられず、がっかり…ということに。
単に「照射する」と言っても、施術する人のテクニックやセンスが問われるわけです。
経験豊富なドクターやアフターケアが万全なクリニックを選ぶのがカギ。
次回は美容医療・実践編をお届けする予定です。ごきげんよう、チャオ!
取材・文/丸山月世美 イラスト/白ふくろう舎 写真提供/シロノクリニック
あわせて読みたい記事