実際にあった! 薬剤師あるある体験談 更新日:2026.01.26公開日:2026.01.23 実際にあった! 薬剤師あるある体験談

 

医療に欠かせない職種でありながら、どこか影が薄いと言われてしまうこともある、薬剤師という哀しき存在……。「あるある話」を通して、もっと知ってください。私たち薬剤師のこと!

 

同じ薬剤師でも「得意な仕事」は人それぞれ【薬剤師のあるあるシーン#17】

 

同じ薬剤師でも「得意な仕事」は人それぞれ

イラスト/浅水シマ

 

薬局の中には、調剤以外にも、「業務を円滑にするための仕事」がたくさんあります。その一つが、機械のメンテナンスです。

 

薬局の必需品と言えば「分包機(ぶんぽうき)」。自動で薬を1回分ずつ袋に詰める機械で、特に粉薬を扱う散剤分包機はどこの薬局にも必ずと言っていいほど置いてあります。毎日フル稼働している分包機ですが、時にはご機嫌斜めになることも……。袋の綴じ目が甘くて薬が漏れてしまうなんてトラブルも起こりがちです。

 

そうした時に輝くのが「メカに強い薬剤師」の存在です。操作はできても機械いじりは苦手で、トラブルが起こるとお手上げ状態という人も多いはず(私もそうです)。しかし、同僚の中には原因を解明し、あれこれいじって直してしまう人がいるものですね。ちょっとした特殊技能ではないでしょうか。もちろん、トラブルの状況によっては修理業者さんに依頼しなければならないケースもあるのですが、業者さんを呼んでも到着まで時間がかかってしまうので、その場ですぐに直してくれるスタッフがいると、本当に「チームとして強い」と感じます。

 

分包機が普及する前は、薬剤師は手作業で薬包紙を折り、1包ずつまとめていました。いざとなれば分包機なしでも業務はできますが、とても手間であることは確か。分包機のピンチに駆け付けるヒーローが尊敬の眼差しを受けるのも当然だと言えるでしょう。

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執筆/藤野紗衣(ふじの さえ)

東北大学薬学部卒業後、ドラッグストアや精神科病院、一般病院に勤務。現在はライターとして医療系編集プロダクション・ナレッジリングのメンバー。専門知識を一般の方に分かりやすく伝える、薬剤師をはじめ働く人を支えることを念頭に、医療関連のコラムや解説記事、取材記事の制作に携わっている。
ウェブサイト:https://www.knowledge-ring.jp/