同僚、患者さん、ドクター、毎日あらゆるところに気遣いしながらフル回転の薬剤師さん。現役薬剤師さんに、仕事の「アレコレ」をこっそり打ち明けていただきました。「あるある!」と共感できる話から、ウソみたいな本当の話まで。多彩なエピソード、揃ってます!
vol.6
個性的な患者さんとのふれあいが楽しい!?
今回の薬剤師さん
S.Kさん 調剤薬局勤務・女性・40代
私の勤務先には個性的な患者さんがたくさんいらっしゃいます。
これまでに印象的だったのは、オネエ言葉の患者さん。確か、薬の在庫が切れていて「ちょっとお時間いただけますか」と伝えたら「どうしてお薬ないんですか?」から始まって、ヒートアップするにつれ「アタシもね、こんなこと言いたくないんだけど」と、言葉がどんどん変わっていって……。「あなたの気持ちもわかるわよ、だけどアタシの立場も考えて!」なんて怒られました。外見は普通のスーツ姿の男性だったから、本当にびっくりしましたねえ。
あとは「久しぶりに“世の中”に出てきた!」とおっしゃった患者さん。「海外旅行帰りか何かですか?」と聞いたら、「違うよ、ムショだよ!」と。「あっ、お務めされてたんですね。ご苦労さまです」と言ったら「あんた面白いね」なんて言われたり(笑)。刑務所だと、健康管理はやってもらえるけれど「糖尿持ちだから、自分で管理しなくちゃいけなくて大変なんだよ」なんて言っていましたね。
「薬局内のこんなことに悩んでる……」「こんな患者さんが来てびっくり!」など、薬剤師ならではの経験・体験をお話しいただける薬剤師さんを募集中!
こちらから、ご都合のよい日時を記載の上でお申し込みください。
こちらから、ご都合のよい日時を記載の上でお申し込みください。
編集部からのコメント
何がすごいって、これほど個性豊かな患者さんに、冷静に対応できるKさんがすごいです。
予想してないタイミングでオネエ言葉で怒られたら、思考停止しちゃいそう……。