薬剤師会

インフルエンザ流行拡大‐定点当たり報告数が急増

薬+読 編集部からのコメント

インフルエンザの流行が急速に拡大しています。薬局薬剤師のみなさん、大忙しですよね。
厚生労働省2019年第2週(1月7~13日)の発表によると、
1週間の患者数は推計約163万5000人。直近5週間ではA形が多いようです。

厚生労働省は18日、2019年第2週(1月7~13日)のインフルエンザ発生状況を公表した。定点当たりの報告数は38.54と前週の16.30から大きく増加し、流行が急速に広がっていることがうかがえた。

 

都道府県別の発生状況を見ると、愛知県が75.38、熊本県が58.79、岐阜県が53.94、鹿児島県が52.34、静岡県が52.22、福岡県が51.87、高知県が50.19の順で、46都道府県で前週の報告数を上回り、1県で減少が見られた。また、全国で警報レベルを超えている保健所地域は358カ所、注意報レベルを超えている保健所地域は193カ所だった。

 

基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は2657例で、前週の1252例から増加した。年齢別では80歳以上で940例、1~9歳で504例、70代で506例の順だった。

 

この1週間に定点以外を含む全国の医療機関を受診した患者数は推計約163万5000人で、前週の約58万6000人より大幅に増加し、急速に流行が広がっている。

 

国内のインフルエンザウイルスの検出状況を見ると、直近5週間ではAH1pdm09、AH3亜型、B型の順となっている。

 

 

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出典:薬事日報

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