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非薬剤師向け研修会開催~事務職など150人が受講

薬+読 編集部からのコメント

厚労省発の「調剤業務のあり方について」を受けて、愛知県薬剤師会が、名古屋市内にて薬剤師以外の薬局スタッフを対象とした「非薬剤師による準備行為研修会」(11月4日)を開催しました。この研修会は「非薬剤師に対する業務の質を担保すること」を目的に、愛知県薬が単独開催したものですが、受講者応募の開始初日に定員に達するなど高い関心が集まりました。愛知県薬の岩月会長は「研修会を実施する多くの事業者が出てくるかもしれないが、少なくとも県薬が責任を持って務める決意と覚悟がある」と熱い意気込みを語っています。愛知県薬では、通知に基づく業務手順書のひな形を作成し、愛知県薬会員専用サイトで公開しています。

愛知県薬剤師会(会長岩月進氏)は4日、名古屋市内で薬剤師以外の薬局スタッフを対象とした研修会「非薬剤師による準備行為研修会」を開催し、会員薬局で勤務する事務スタッフなど150人が参加した。

 

厚労省が発出した通知「調剤業務のあり方について」では、調剤薬局で薬剤師が調剤に最終的な責任を持つことを前提に、薬剤師以外の者に実施させることができる業務の基本的な考え方が示され、薬事衛生上必要な研修の実施が求められている。

 

同研修会は、非薬剤師に対する業務の質を担保することを目的に、愛知県薬単独で実施したもの。研修では▽倫理・関係法規基本事項(90分)▽医療安全・医薬品の取り扱い(60分)▽準備行為における基本的なルール(60分)――などについて、県薬関係者らが講義。受講終了後に、所属薬局名と受講者名を明記した「受講証明書」を岩月会長名で交付した。受講者の中には、登録販売者、管理栄養士、看護師などの資格者もいた。

 

研修会で岩月氏は、「薬剤師をフロアに出して、患者さんとのコンタクトを増やすことが目的。計数調剤のような作業をぜひお願いしたいし、こうした業務を担う方々の研修会は、愛知県では全て県薬で実施したい」と説明。

 

その上で、「研修会を実施する多くの事業者が出てくるかもしれないが、少なくとも県薬が責任を持って務める決意と覚悟がある」と意気込みを示した。

 

業務については「間違えてはいけないのが大前提。分からないときは、仕事を止めることが第一原則。守秘義務が発生することも心の中にとめていてほしい」と訴えた。

 

愛知県薬では、研修会受講者に対し、研修前後と1か月後にアンケートを調査を実施し、所属薬局の管理薬剤師によるOJT評価も実施するなど、研修会の効果を測定。効果的な研修会開催に向けての考察も行う予定である。

 

現在、愛知県薬では、通知に基づく業務手順書のひな形を作成し、県薬会員専用サイトで公開している。

 

今回の研修会は、受講者の応募を開始した初日に定員に達するなど「関心が高かった」(岩月氏)という。そのため、来年1月にも第2回目の研修会を開催する計画。今回、交付した受講証明書は2年間有効とし、年次のレポートの提出なども行う予定にしている。

 

今後、県内のドラッグストア、調剤チェーンなど企業単位で、同様の研修会を実施する場合にも県薬から講師を派遣する。岩月氏は「リーディング薬剤師会として責任を負う覚悟をしている」と語った。

 

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出典:薬事日報

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