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オンラインで緊急避妊外来~ツルハと協業、処方薬受取【アナムネ】

薬+読 編集部からのコメント

アナムネは自宅などからオンライン診療を受け、連携ネットワークの薬局店舗で処方薬を受け取ることができるプラットフォームの機能を拡張。オンライン診療で緊急避妊薬の処方を実現する「オンライン緊急避妊外来」をリリースしました。これに合わせて、ツルハHD子会社のツルハとの協業範囲を拡大し、オンライン緊急避妊外来の緊急避妊薬受け取り薬局店舗として全国約300店のツルハ薬局と連携をスタートさせました。オンライン緊急避妊外来は、同プラットフォームを基盤にオンライン診療で緊急避妊薬を処方できるようにしたサービスとなります。

アナムネは、オンライン診療プラットフォームの機能を拡張し、オンライン診療で緊急避妊薬の処方を実現する「オンライン緊急避妊外来」をリリースした。これに合わせ、ツルハホールディングス子会社のツルハとの協業範囲を拡大し、オンライン緊急避妊外来の緊急避妊薬受け取り薬局店舗として全国約300店のツルハ薬局と連携をスタートさせた。さらに、既に同プラットフォームと連携済みの北海道エリア内のツルハ薬局に加え、1日から全国のツルハ薬局でも連携を開始した。

 

同プラットフォームは、自宅などからオンライン診療を受け、連携ネットワークの薬局店舗で処方薬を受け取ることができるハイブリッド型のオンライン診療サービス。今回リリースしたオンライン緊急避妊外来は、同プラットフォームを基盤にオンライン診療で緊急避妊薬を処方できるようにしたサービスとなる。

 

緊急避妊薬は、望まない妊娠の可能性がある場合に、できるだけ早く服用することで排卵や受精卵の着床を防ぎ、妊娠を避ける効果が期待できる医薬品で、アフターピルとも呼ばれている。

 

性交渉後24時間以内に服用することで98%の確率で、72時間以内に服用することで80%の確率で、妊娠を回避することができるとされている。

 

現在、緊急避妊薬を受け取るためには、医療機関で発行される処方箋が必要となる。同社は、「これまで医療機関での対面診療によって処方箋を受け取ることが一般的だったが、緊急避妊薬を必要とする人の中には周囲に相談できなかったり、速やかな対面受診が難しかったりする場合もある。一方、薬の効果を十分に得るためには、性交渉後72時間以内の服用という時間的制限もある」と指摘。

 

これら様々なケースに迅速に対応できるようオンライン診療での緊急避妊薬の処方を開始し、ツルハ薬局で薬を受け取れるよう連携を開始した。1日現在、全国約300店のツルハ薬局で対応している。今後、連携薬局や対応エリアを順次拡大していく。

 

同プラットフォームで緊急避妊薬の処方を受ける場合には、オンライン緊急避妊外来のサイトから注意点を確認し、プロフィールの入力、診療科の選択(緊急避妊外来)、クリニックの選択を行った後、問診票の入力や健康保険証の登録を行い、受け取り薬局店舗を選択。自身が空いているスケジュールを選択・予約すると、ビデオ通話で診察を受けることができる。

 

オンラインでの診療・決済の後、処方箋が予め選択・登録された薬局店舗に自動的に送信される。利用者は、処方薬が用意できたタイミングで選択した薬局店舗に行き、診療開始から最短1時間で受け取りが可能となる。

 

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出典:薬事日報

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