医療費

最低薬価見直しを了承~錠剤1剤は0.3円引上げ 中央社会保険医療協議会薬価専門部会

薬+読 編集部からのコメント

2025年度薬価改定について、中央社会保険医療協議会薬価専門部会は錠剤や注射剤など区分ごとの最低薬価を2000年度以来、四半世紀ぶりに引き上げることを了承しました。

中央社会保険医療協議会薬価専門部会は15日、2025年度薬価改定について、錠剤や注射剤など区分ごとの最低薬価を引き上げることを了承した。既収載品の薬価が最低薬価を下回る場合に最低薬価に改定する。最低薬価の見直しは2000年度以来となる。

 

各区分の改定後薬価は、日本薬局方収載品の錠剤1錠、カプセル剤1カプセル、丸剤1個は10.10円から10.40円、散剤(細粒剤を含む)、顆粒剤、末剤1gは7.50円から7.70円に引き上げる。

 

注射剤は100mL未満1管または1瓶が97円から100円、100mL以上500mL未満1管または1瓶115円から119円、坐剤1個が20.30円から20.90円、点眼剤5mL1瓶が89.60円から92.50円、1mLは17.90円から18.50円に引き上げる。

 

また、内用液剤、シロップ剤(小児適応があるものを除く)の1日薬価は9.80円から10.10円、内用液剤、シロップ剤1mLは10.20円から10.50円、外用液剤(外皮用殺菌消毒剤に限る)10‌mLは10.00円から10.30円に引き上げる。

 

貼付剤10gは8.60円から8.90円、10cm×14cm以上1枚が17.10円から17.60円、その他1枚が12.30円から12.70円とする。

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出典:薬事日報

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