医療

薬の出荷状況メール通知 ~ 4月から薬局などに提供 厚生労働省

薬+読 編集部からのコメント

厚労省が、2026年4月から「医薬品安定供給・流通確認システム」を稼働させることを関係団体向けに周知しました。出荷調整となっている特定医薬品について、出荷状況に変化があった場合、メール通知を受け取れる新機能も搭載されています。

厚生労働省は、医療用医薬品の供給状況報告の内容を迅速に医療現場や国民に提供するための「医薬品安定供給・流通確認システム」を4月から稼働すると関係団体向けに周知した。これまでは薬局が医薬品の供給状況を確認する際、厚労省が提供するエクセル形式のファイルを入手して一覧を参照する必要があったが、新システムでは医薬品ごとの供給状況をサイト上で直接確認できる。出荷調整となっている特定医薬品についても出荷状況に変化があった場合、メール通知を受け取れる新機能も搭載し、薬局側の情報収集の負担軽減を図った。

 


 

同システムは製造販売業者が供給状況や供給不安に関する報告を行えるほか、医療機関・薬局や国民が医薬品の出荷状況などを確認できる。現在、医薬品の供給状況は厚労省サイトにエクセル一覧として掲載されているが、4月以降は同サイトと並行して新たな情報提供サイトでも供給状況の確認が可能になる。

 

新システムでは、出荷状況の変更履歴の確認、類似医薬品の表示(ユーザーが類似品の定義を設定可能)、出荷状況更新時のメール通知など、医療機関や薬局が必要な情報を効率的に把握できる機能を提供する。

 

また、供給不安時に代替医薬品を検討する場合も、これまでは同一成分の医薬品を手動で検索して出荷状況を確認する必要があったが、類似医薬品の簡易表示機能により代替薬の検討が容易になる。

 

特定医薬品の出荷状況を継続的に追跡したい場合はお気に入り登録を行うことで、変更時にメール通知を受け取れる。これにより、医療機関・薬局側の情報収集の手間が軽減され、確認漏れの防止にもつながる。

 

メール通知を利用するには国が提供する行政サービスの共通認証IDである「GビズID」が必要となる。企業が法人代表者名義で申請して作成する「プライムアカウント」または、第一管理者(プライムアカウント所有者)が作成する「メンバーアカウント」のいずれかをシステム運用開始前の3月中旬までに取得するよう求めている。

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出典:薬事日報

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