医療

将来、子供望まない回答 ~ 女性が男性上回る ロート製薬

薬+読 編集部からのコメント

ロート製薬が、妊娠・出産に関する意識調査「妊活白書2025」をまとめ公表。18~29歳の未婚男女で「将来、子供を望まない」と答えた女性が64.7%に達し、調査開始以来初めて男性の割合を上回ったことが明らかになりました。

ロート製薬は、妊娠・出産に関する意識調査「妊活白書2025」をまとめ公表した。それによると、18~29歳の未婚男女で「将来、子供を望まない」と答えた女性が64.7%に達し、調査開始以来初めて男性の割合を上回ったことが明らかになった。同社は、「生き方の選択肢が広がる一方で、将来への答えをすぐに出せない若者が増えている」と分析。価値観の多様化が背景にあるとの見方を示している。

 

白書では、18~29歳の未婚男女で「将来、子供を望まない」と答えた女性が64.7%に達した。若年女性が不安視する理由としては、子育てに伴う経済的負担やキャリアの中断が大きく、男性より約10ポイント高い水準だった。

 

同社は「20代後半から30代前半は仕事のやりがいや責任が増す時期で、妊娠との優先順位が衝突しやすい」と説明。こうした不安は子供を望む層にも影響し、未婚男女の半数以上が妊活や出産に関する情報収集を開始できていない実態も判明した。

 

既婚者への調査では、約7割が結婚後になって初めて妊活情報を集めたと回答した一方で、職場の上司や同僚に妊活を相談できている人は1割未満にとどまった。4割以上が「誰にも相談できていない」と回答しており、妊活が周囲に打ち明けにくいテーマとなっている現状がうかがえた。

 

実際に妊活を経験し出産した30代前半の女性のうち、4割以上が「本当はもっと早く始めたかったが、情報不足や仕事の都合で遅れた」と回答した。

 

妊活経験者の6割が「若い頃にもっと正しい知識を得ておきたかった」とし、知識不足が後悔につながっていることも分かった。

 

同社は、妊活の前に立ちはだかる三つの壁として、▽必要な情報が届かない▽相談しづらい▽キャリアへの不安――を挙げ、「子供を望む、望まないに関係なく、早めに正しい知識を得ることで将来の選択肢は広がる。妊娠前からのサポートがキャリアか家庭かという二者択一ではない生き方を可能にする」と強調した。

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出典:薬事日報

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