マレーシア企業と業務提携~PB商品提供や人材交流へ【スギホールディングス】
スギホールディングスは、マレーシア国内で190店舗以上の薬局などを展開するアルプロファーマシーとの業務提携に合意したと発表した。スギ薬局のPB商品などの提供、ドラッグストア経営、運営ノウハウの共有を両社で図るほか、社員の人材交流も視野に入れる。
アルプロファーマシーは、マレーシア国内で急成長中のチェーン薬局。運営する「アルプロ薬局」は処方箋調剤数トップシェアを誇る。
2002年創業で、医薬品(調剤、OTC)、健康食品、介護用品などのヘルスケア商品のほか、理学療法やリハビリサービス、糖尿病患者向けの1次医療サービスなどを提供しており、マレーシア薬局市場で独自のポジションを確立している。
今後、5年間でマレーシア国内における出店加速や、近隣東南アジア諸国へのビジネス展開を計画しており、電子商取引やサービスのデジタル化、O2O(オンライン・ツー・オフライン)モデルの強化にも注力している。
今回の提携により、スギグループで培ったトータルヘルスケアのビジネスモデルや商品・商標の提供、互いの経営ノウハウの共有などを通じて、両社の事業展開を一層推進していきたい考え。
さらに、業務提携の円滑な推進に向け、アルプロファーマシーと協議の上、両者の人材交流も予定している。提携により、経済価値のほか、アジア地域での社会価値の創出に向けた新たな価値創造を目指す。
スギHDは、同社グループで培ったヘルスケア領域のビジネスモデルや商品を国内外に対して提供することで、国際社会に貢献することを目指し、現在アジアを中心に海外事業を展開している。
出典:薬事日報
薬+読 編集部からのコメント
スギホールディングスは、マレーシア国内で190店舗以上の薬局などを展開するアルプロファーマシーとの業務提携に合意したと発表しました。アルプロファーマシーが運営する「アルプロ薬局」は処方せん調剤数トップシェアを誇り、マレーシア薬局市場で独自のポジションを確立しています。今回の提携により、スギグループで培ったトータルヘルスケアのビジネスモデルや商品・商標の提供、互いの経営ノウハウの共有などを通じて、両社の更なる事業展開が期待されます。