ビューティー
更新日:2023.05.30公開日:2019.01.29 美容&健康トレンド転職面接や職場で印象UPを目指す薬剤師のための美と健康のお役立ちコラム。業界ツウのセンパイ記者が取材した最新情報を、悩める薬剤師ナビ美に伝授します。
Vol.4 薬剤師の悩みを美の達人が解決!薬剤師のストレス“マスクのメイク崩れ”とは
薬局や病院で働く薬剤師のストレスのひとつ、マスクによる美の弊害――。マスクにメイクがべったり、蒸れる…。前回に続き、薬剤師を悩ますマスクとメイクについて、美容記者歴25年のセンパイが迫ります!
センパイに教わった「マスクにつかない、すっぴん風メイク」、実践してます!
ナビ美、甘いわよっ! お肌の疲れが隠しきれてないわ…。
うっ(涙目)、ファンデーションがすぐとれちゃうんですぅ。
薬剤師を悩ますメイク崩れに、必殺テクで美肌感を底上げよ!
崩れないメイクテク① リキッドを叩き込むべし!
「肌の疲れが隠しきれないなら、パウダーではなく、リキッドタイプを選んで。肌にピタッと密着させることで、崩れにくくなりますよ」
こう話すのは、女性誌や広告などで活躍するヘアメイクアップアーティストVIRTU主宰・加藤聖子さん。
リキッドは塗り方がポイント! 顔全体にリキッドファンデを薄ーく伸ばしたら、スポンジで叩き込むようになじませます。さらに無色透明のフェイスパウダーを軽くのせると、表面がサラサラになって、より崩れにくくなります。
「一見、しっかりつきそうなパウダリーはマスクの蒸れで崩れやすく、マスクの裏にもつきやすいので、『マスクにファンデがつくのがイヤ』という人にはおすすめしません」
なんだか最近メイクの楽しさに目覚めました♪
ノンノン! ギャルみたいなラメや極太アイライン…イタすぎるわ!
マスクだから…目元で勝負したかったんですぅ
おだまり!重ねるほど崩れやすくなるわ、目の下真っ黒よ!
崩れないメイクテク② 目元は崩れてもOKな色みを
「マスクから出ている目元ば、かりがんばりすぎると怖いし、手をかけなければ『病人?』のよう…。そのバランスが大事ですよね」と、加藤さん。
◆目元は崩れてもOKな色を!
OKカラー | NGカラー |
---|---|
オレンジ、ベージュ | 黒、ブルー、紫、こげ茶など |
まず、アイカラーは肌馴染みの良い色をチョイス。オレンジ系やベージュ系の、ツヤがあって肌がキレイに見えるような色がおすすめ。
肌馴染みのよい色なら、ちょっと下まぶたに滲んでも悪目立ちしません。
一方紫やブルー、黒など、濃い色が混じってしまうと、崩れたとき汚く見えてしまいます。
また、膨張色のピンク系は、マスクメイクの場合、目元がすごく腫れぼったく見えてしまうので要注意です。
崩れないメイクテク③
アイライナーは茶のウォータープルーフ
アイライナーは、黒ではなく茶色のウォータープルーフのペンシルを。ラインを引いたら、細いチップなどに茶色のアイカラーを取って、ワイパーのように左右になぞって、なじませます。このひと手間で目元に立体感が出る上、ラインがにじみにくくなるのです。
マスカラも同様に、茶色のウォータープルーフを。にじむと下まぶたにつきやすくなるので、必ずビューラーでまつげを根元からしっかり上げてからオン。マスク女子と目が合った時、一番目立つのはまつげなので、マスカラはダマにならないように、丁寧につけましょう。
「ラインはチップでなじませる、まつげはビューラーでしっかり上げる…手をかけるところはかけておけば崩れにくくなるし、マスクを取った後もメイク直しが簡単ですよ」
目指すのは、目で「どうしましたか?」と優しく問いかける感じのアイメイク。薬局や病院で働く薬剤師さんは、幅広い人に安心感を与えることが大切なお仕事なので、マスクをした状態でのバランスを考えましょう。
次回は患者さんに高感度がアップするメイク術を伝授します。ごきげんよう、チャオ♪
取材協力/ヘアメイクアップアーティストVIRTU主宰・加藤聖子 http://virtu.info/
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