ビューティー

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薬剤師兼美容家として活動する花田真理さんが、「薬剤師として知っておきたい美容の知識」「手軽にできるヘアアレンジ」など、“薬剤師と美容”をテーマに語るコラムです。

vol.22 髪を構成する成分を知って正しいヘアケアを

前回、前々回と薬剤師のメイクについてお話ししてきました。
そのなかで「清潔感を与える要素」の1つに髪が入っていることにかるく触れました。傷んでパサパサな髪では、どれだけ綺麗なメイクをしていても清潔感が半減してしまいます。
そこで、今回は清潔感のある髪に必要なヘアケアの基本知識についてご紹介しましょう。

<髪について>
髪は肌の角層が変化してできたもののことをいいます。死んだ細胞が集まってできていて、主にケラチンというタンパク質から構成されています。
痛みなどの感覚がないため傷めても気がつきにくいのですが、一度傷んでしまった髪は自然に修復することはありません。
さらに、1本の髪は3つの層に分かれており、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
髪の毛の構成を表す例えとしてよく使われるのはカッパ巻きなどの「海苔巻き」。キューティクルが海苔、コルテックスがご飯、メデュラがきゅうりなどの具の部分だと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

キューティクル
主成分は硬いタンパク質です。
無色透明のうろこ状のものが根もとから毛先に向かって5~10枚重なり合い、髪の内部を守る役割をしています。
もろくて摩擦に弱い組織です。髪の毛のツヤやなめらかさの決め手になります。

コルテックス
主成分は繊維状のタンパク質です。髪の毛の約90%を占めています。
水分やメラニン色素はここに含まれています。髪の毛の内部を形づくるもので、髪の柔軟性や太さ、色の決め手になります。

メデュラ
主成分は柔らかいタンパク質です。髪によってはメデュラがないこともあり、細い髪(赤ちゃんの髪や産毛など)にはメデュラがないといわれています。太い髪ほどメデュラが多く、しっかりしています。髪の芯ともいえる組織で、髪の毛のコシや太さに関わっているといわれていますが、厳密には解明されていない部分もあります。

<ダメージヘアーとは?>
ダメージヘアーとは、キューティクルがダメージを受けた髪のことをいいます。
髪の表面にあるキューティクルがはがれたり、めくれあがったり、キューティクル層の間に隙間ができたりといった状態です。
キューティクルが損なわれると髪の毛の内部を守る働きが低下してしまうので、いつもと変わらない行動をしていても、髪の毛のダメージが進行しやすくなります。
キューティクルがダメージを受けることで、表面が滑らかさを失い、ツヤが低下し、枝毛や切れ毛などのパサパサな髪になってしまいます。

以上のことからヘアケアで大切なことはキューティクルを守ることです。髪を傷めないようにし、もしも傷んでしまったときにはしっかりケアをして、傷みを進行させないことが大切です。
次回は具体的なヘアケアの基本知識をご紹介します。

花田 真理(はなだ まり)

大学卒業後、調剤薬局に勤務、その後化粧品業界へ転職し、薬事・商品研究開発・総括製造販売責任者等の業務に携わる。現在は、自身のブランド(化粧品「MarryMemory」、ハーブティー「Doctor&Pharma」)を立ち上げ、薬剤師兼美容家として活動中。

Doctor&Pharma:http://www.doctor-and-pharma.co.jp/

花田 真理(はなだ まり)

大学卒業後、調剤薬局に勤務、その後化粧品業界へ転職し、薬事・商品研究開発・総括製造販売責任者等の業務に携わる。現在は、自身のブランド(化粧品「MarryMemory」、ハーブティー「Doctor&Pharma」)を立ち上げ、薬剤師兼美容家として活動中。

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