【直前】第105回薬剤師国家試験の持ち物は? 当日の過ごし方は?
>>>2022年「第107回薬剤師国家試験」の最新情報と合格発表後の流れはこちらの記事でチェック!
いよいよ明日から第105回薬剤師国家試験が行われます。この日まで勉強を続けてきた受験生の皆さんは緊張感を胸に、最後の見直しを行っている頃ではないでしょうか。
試験前日に確認しておきたい持ち物リストや当日の過ごし方について紹介しますので、ぜひ準備の際にご活用ください。
■第105回薬剤師国家試験の日程は?
試験日:2020年2月22日(土)・2月23日(日)
2月22日(土)、2月23日(日)の2日間とも集合時刻は午前8時50分となっています。2020年の試験日程はちょうど3連休に重なるため、レジャーに出かける乗客の混雑によって電車・バス等の公共交通機関が遅延する可能性があります。試験時間に間に合うようにするためにはもちろん、精神的な余裕を得るためにも時間には充分に余裕をもって行動することをおすすめします。
■薬剤師国家試験・持ち物チェックリスト
試験に必須な持ち物から持参すると安心な物までをまとめました。これから準備をする方は下記を参考にしながら荷物の準備を、すでに準備ができているという方は足りない物がないかを再度確認してみましょう。
■薬剤師国家試験に持ち込みができないものは?
以下のものは持ち込みができない可能性もありますので注意しましょう。防寒対策のためのひざ掛けや、長時間いすに座っていることによる疲労をやわらげるクッション、座布団等は使用可能ですが、担当試験官からチェックされる場合があります。
■試験当日のスケジュールは?
第105回薬剤師国家試験の試験時間は第104回と同様で例年通りです。下記のようなスケジュールで行われます。
【1日目(2月22日)】
・9:30~11:00 必須問題試験
[物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務]
・11:00~12:30 昼休憩(90分間)
・12:30~15:00 一般問題試験(薬学理論問題)
[物理・化学・生物、衛生、法規・制度・倫理]
・15:00~15:50 休憩(50分間)
・15:50~17:45 一般問題試験(薬学理論問題)
[薬理、薬剤、病態・薬物治療]
【2日目(2月23日)】
・9:30~11:35 一般問題試験(薬学実践問題)
[物理・化学・生物、衛生、【実務】]※
・11:35~13:00 昼休憩(85分間)
・13:00~14:40 一般問題試験(薬学実践問題)
[薬理、薬剤、【実務】]※
・14:40~15:30 休憩(50分間)
・15:30~18:00 一般問題試験(薬学実践問題)
[病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務、【実務】※ ]
※は、実務以外の科目と関連させた複合問題として出題されるものを示す。
■国家試験当日の過ごし方は?
薬剤師国家試験の休憩時間は昼休憩が85分または90分、午後の休憩が50分と長めに設定されています。気分転換に充てることも勉強に充てることもできる中で、どのように過ごすのが良いでしょうか。薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」を運営する学校法人医学アカデミー学長・木暮喜久子さんへ昨年行ったインタビューでは次のようにおっしゃっていました。
「試験当日は、休憩時間に勉強する内容を決めておくといいでしょう。要点集など、大切なポイントをコンパクトにまとめたものは便利ですね。今までやってきたことの復習が大切です。近年の試験では、臨床現場での実習経験を問う問題も増えていますので、実習のノートを見直すのもいいでしょう。昼休憩は90分と長めですが、昼食は用意していったほうが安心。おにぎりなど参考書を読みながら食べられるものがおすすめ。また、会場によってトイレは混雑します。事前に場所を確認しておくことが大切です」
コンビニや売店が近くにある試験会場であっても、あらかじめ昼食を用意していくほうが安心です。また勉強しながら片手で食べることができ、腹持ちも良いおにぎりは試験当日の昼食として最適かもしれません。飴やチョコなどのお菓子を持参してすれば糖分補給ができ、気分転換にもなるのでおすすめです。
いよいよ試験は明日から。受験生の皆さんが万全の体調と環境で実力を発揮できますよう、応援しています!!
文:薬読編集部
マイナビ薬剤師の【薬剤師国家試験特設ページ】では、過去の薬剤師国家試験について、都道府県別・大学別の合格率や過去の試験結果との比較、合格発表後の流れまで丁寧に解説しています。ぜひ合わせてお読みください!
<参考URL>
・厚生労働省「第105回薬剤師国家試験の施行」
・厚生労働省「第105回薬剤師国家試験試験会場(予定)及び試験時間等」