クラウドで業務負荷軽減~薬局31店舗に先行導入【クオール】
クオールは、ドリーム・アーツが展開する多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」を導入したと発表した。3月から新業態事業部(現ヘルスケア推進本部)の31店舗に先行導入しており、今後全国の店舗への導入を検討している。
クオールは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、薬局の新たな価値を創出することを重点施策としている。コロナ禍では、全国の薬局にオンライン服薬指導を導入すると共に、パーソナルヘルスレコード(PHR)活用による患者一人ひとりに寄り添った健康管理を行うなど、デジタルを通じた患者本位の薬局のあり方を指向してきた。
今回、本部と店舗間のコミュニケーションの充実、向上を図ると共に、本部施策の早期展開を実現するため、店舗業務負荷の可視化、進捗管理や集計業務の負荷軽減を目的に「Shopらん」を導入した。
同サービスを導入した理由としては、複数事業部の運営を「Shopらん」一つでカバーできることを挙げる。街ナカ薬局、駅チカ薬局、駅ナカ薬局など、複数の事業を展開するクオールは、一つのサービスで必要な情報を事業部に早期展開することを大きなポイントと位置づけており、「Shopらん」を導入することで本部から事業部ごとに必要な情報の展開が可能となるとしている。
また、分かりやすいツールであることも理由に挙げており、トライアル時において店舗のログイン率100%、既読率・作業率90%を達成。短期間で効果を実感できたこと、操作の分かりやすさなどが採用の決め手となったとしている。
出典:薬事日報
薬+読 編集部からのコメント
デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じ、薬局の新たな価値を創出することを重点施策としているクオールは、ドリーム・アーツが展開する多店舗オペレーション改革支援のクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」を導入したと発表。3月から新業態事業部(現ヘルスケア推進本部)31店舗に先行導入しており、今後、全国店舗への導入を検討しています。同サービスを導入した理由については、複数事業部の運営を「Shopらん」一つでカバーできることを挙げています。