


Q192 薬剤師が地域のイベントに参加するときに意識したいこととは?

Q192 薬剤師が地域のイベントに参加するときに意識したいこととは?


勤務先の薬局の近くで開催される地域の福祉関連イベントに、薬剤師として参加することになりました。当日は会場内に設けられたブースで、近隣住民の方々の健康相談に乗るというのが主な役割のようです。具体的に何を話せばいいのかあまりイメージが湧かないのですが、どんなことを意識して参加すればいいでしょうか?


地域イベントは、地域住民に薬局や薬剤師の存在をアピールする絶好の機会
薬剤師が医療・福祉関連の地域イベントに参加する機会は増えているように感じます。薬局薬剤師には地域貢献が求められている時代でもあり、ぜひ積極的に参加してほしいと思います。
相談内容を見ると、地域イベントに参加するのは初めてで、ちょっぴり不安を感じているようですが、何も心配ありません。普段薬局で患者さんに服薬指導をしているのであれば、近隣住民の方々の健康相談にも問題なく対応できるでしょう。
とはいえ、薬局で患者さんと接するのとまったく同じという訳ではありませんから、イベントに参加するにあたって気をつけたいポイントをまとめてみます。
一つ目のポイントは、相談しやすい環境・雰囲気づくりです。地域イベントは、患者さんではない地域住民の方に、薬局や薬剤師の存在をアピールする絶好の機会です。普段医療機関にかかることがめったになく、調剤薬局は敷居が高いと感じている人は少なくありません。薬局や薬剤師が気軽に相談できる存在であることが伝わるように、話しやすい雰囲気づくりを心がけてほしいと思います。
健康相談では、薬だけでなく、栄養、運動、生活習慣病予防などについて、薬剤師が持つ幅広い知識を十分に活かし、専門用語を避けて理解しやすい言葉で説明しましょう。「イベント後も、いつでも気軽に薬局にお立ち寄りくださいね」などと、必要に応じて継続的なサポートが可能であることも伝えるといいでしょう。
地域住民の健康に関する不安や疑問に寄り添い、健康増進のための情報提供をおこなって、「今度行ってみよう」「また相談してみよう」と思ってもらえるように努めてほしいと思います。
なお、普段から薬局に通っている患者さんと、薬局を訪れたことがない近隣住民の方とでは、信頼関係の有無に違いがあります。初めて相談を受ける方に、万が一悪いイメージを与えてしまうと、挽回するのは至難の技。丁寧な挨拶や説明はもちろんですが、状況に応じて敬語を使い分け、「地域の顔」としての意識を持って、身だしなみや立ち居振る舞いにも気をつけてほしいと思います。
相談内容を見ると、地域イベントに参加するのは初めてで、ちょっぴり不安を感じているようですが、何も心配ありません。普段薬局で患者さんに服薬指導をしているのであれば、近隣住民の方々の健康相談にも問題なく対応できるでしょう。
とはいえ、薬局で患者さんと接するのとまったく同じという訳ではありませんから、イベントに参加するにあたって気をつけたいポイントをまとめてみます。
一つ目のポイントは、相談しやすい環境・雰囲気づくりです。地域イベントは、患者さんではない地域住民の方に、薬局や薬剤師の存在をアピールする絶好の機会です。普段医療機関にかかることがめったになく、調剤薬局は敷居が高いと感じている人は少なくありません。薬局や薬剤師が気軽に相談できる存在であることが伝わるように、話しやすい雰囲気づくりを心がけてほしいと思います。
健康相談では、薬だけでなく、栄養、運動、生活習慣病予防などについて、薬剤師が持つ幅広い知識を十分に活かし、専門用語を避けて理解しやすい言葉で説明しましょう。「イベント後も、いつでも気軽に薬局にお立ち寄りくださいね」などと、必要に応じて継続的なサポートが可能であることも伝えるといいでしょう。
地域住民の健康に関する不安や疑問に寄り添い、健康増進のための情報提供をおこなって、「今度行ってみよう」「また相談してみよう」と思ってもらえるように努めてほしいと思います。
なお、普段から薬局に通っている患者さんと、薬局を訪れたことがない近隣住民の方とでは、信頼関係の有無に違いがあります。初めて相談を受ける方に、万が一悪いイメージを与えてしまうと、挽回するのは至難の技。丁寧な挨拶や説明はもちろんですが、状況に応じて敬語を使い分け、「地域の顔」としての意識を持って、身だしなみや立ち居振る舞いにも気をつけてほしいと思います。
🔽 薬局薬剤師の患者さんへの対応に関する相談に回答した記事はこちら
薬剤師の接遇マナー・テクニック Q189 薬局で「問診票を書きたくない」という患者さんへの対応方法
地域包括ケアシステムで関わる多職種と交流して関係構築に生かしましょう
二つ目のポイントは、地域との連携強化です。地域イベントには、近隣住民の方々はもちろんですが、地域の医療・福祉関連職種の方々も集まります。近年は調剤薬局の薬剤師も、在宅医療などで薬局外に出かける場面が増えているとはいえ、一般的には多職種と顔を合わせる機会が少ないという人が多いのではないでしょうか。
薬剤師は地域包括ケアシステムにおいて、薬物治療の専門家として、患者さんの生活をサポートする役割を担っています。地域包括ケアシステムには、医師、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、ケアマネージャー、社会福祉士、保健師などが関わりますので、地域イベントはこれらの職種と交流できる貴重なチャンスです。初対面であれば、挨拶と簡単な自己紹介をするなど、ちょっとしたコミュニケーションを取っておくと、将来仕事で顔を合わせる際に「あの時の薬剤師さん!」と思い出してもらい、関係構築に役立つかもしれません。
地域イベントへの参加は、地域住民との信頼関係を築いて地域の健康増進に貢献するともに、地域包括ケアシステムの一員として連携を強化する機会にもなり得ると思います。
多くの人が集まるイベントということで気構えてしまうかもしれませんが、明るく笑顔で相談に答えて、親しみや安心を感じてもらえるよう、できるだけ多くコミュニケーションを積み重ねることを心がけてほしいと思います。
薬剤師は地域包括ケアシステムにおいて、薬物治療の専門家として、患者さんの生活をサポートする役割を担っています。地域包括ケアシステムには、医師、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、ケアマネージャー、社会福祉士、保健師などが関わりますので、地域イベントはこれらの職種と交流できる貴重なチャンスです。初対面であれば、挨拶と簡単な自己紹介をするなど、ちょっとしたコミュニケーションを取っておくと、将来仕事で顔を合わせる際に「あの時の薬剤師さん!」と思い出してもらい、関係構築に役立つかもしれません。
地域イベントへの参加は、地域住民との信頼関係を築いて地域の健康増進に貢献するともに、地域包括ケアシステムの一員として連携を強化する機会にもなり得ると思います。
多くの人が集まるイベントということで気構えてしまうかもしれませんが、明るく笑顔で相談に答えて、親しみや安心を感じてもらえるよう、できるだけ多くコミュニケーションを積み重ねることを心がけてほしいと思います。



村尾 孝子(むらお たかこ)
薬剤師、医療接遇コミュニケーションコンサルタント。
株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。
薬剤師として総合病院薬剤部、漢方調剤薬局、調剤薬局で20年以上にわたり調剤、患者応対を経験。管理薬剤師として社員の人材育成に注力する。
現在は医療現場経験を活かし、医療接遇コミュニケーションコンサルタントとして活躍中。
マイナビ薬剤師・連載コラムが書籍化された、
「患者さん対応のプロをめざす! 『選ばれる薬剤師』の接遇・マナー」が
2017年7月19日 同文舘出版より発売。
株式会社スマイル・ガーデン : https://smile-garden.jp/
ブログ「いつもワクワク Always Smiling!」: https://smilegrdn.exblog.jp/
株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。
薬剤師として総合病院薬剤部、漢方調剤薬局、調剤薬局で20年以上にわたり調剤、患者応対を経験。管理薬剤師として社員の人材育成に注力する。
現在は医療現場経験を活かし、医療接遇コミュニケーションコンサルタントとして活躍中。
マイナビ薬剤師・連載コラムが書籍化された、
「患者さん対応のプロをめざす! 『選ばれる薬剤師』の接遇・マナー」が
2017年7月19日 同文舘出版より発売。
株式会社スマイル・ガーデン : https://smile-garden.jp/
ブログ「いつもワクワク Always Smiling!」: https://smilegrdn.exblog.jp/


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