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【速報】第104回薬剤師国家試験 合格発表後の流れ-薬剤師登録とは?

薬+読 編集部からのコメント

第104回薬剤師国家試験に合格した皆さん、おめでとうございます。
今年の合格率は、70.91%となりました。
試験合格後には“薬剤師”としての登録が必要です。現役薬剤師のかたも2年に1度の登録が必須。薬剤師国家試験合格後の流れ、薬剤師登録とは何か、確認しておきましょう。

◆薬剤師国家試験合格率は?

第104回薬剤師国家試験の合格発表が2019年3月25日(月)14時に行われました。

厚生労働省や各地の薬剤師国家試験運営臨時事務所に掲示された合格者番号はチェックしましたか? まずは薬学部6年制の学生が初めて受験した97回から気になる今年の合格率まで振り返ってみましょう。

 

  • 年   試験回数 全体(6年制新卒 既卒)
  • 2012年 第97回 88.31%(95.33% -)
  • 2013年 第98回 79.10%(85.09% 67.52%)
  • 2014年 第99回 60.84%(70.49% 39.85%)
  • 2015年 第100回 63.17%(72.65% 53.12%)
  • 2016年 第101回 76.85%(86.24% 67.92%)
  • 2017年 第102回 71.58%(85.06% 50.83%)
  • 2018年 第103回 70.58%(84.87% 47.00%
  • 2019年 第104回 70.91%(85.50% 43.07%)

 

>>104回薬剤師国家試験合格速報についてさらに詳しい記事を読む 

 

◆薬剤師国家試験に合格後の流れは?

薬剤師国家試験に合格した人には、合格証書(はがき)が郵送されるので必ず確認しておきましょう。そして、合格後には、薬剤師免許の申請・登録が必要です。

薬剤師国家試験に合格した時点では「薬剤師となる資格を有する」だけであり、「薬剤師」とは認められません。合格後は速やかに免許申請の手続きを行いましょう。

 

また、薬剤師業務を実施できるのは「薬剤師名簿に登録後」からとされています。登録のタイミングが遅くなり、就労しているにもかかわらず登録がされていない時期が長くなれば、就職先での仕事に差し支えてしまう可能性があります。

 

免許申請をしてから名簿へ登録されるまでは約1~2カ月と時間がかかるので、できるだけ早い段階で書類をそろえ、迅速に手続きをすませましょう。

 

◆薬剤師の登録方法・必要なものは?

薬剤師登録は、「都道府県別薬剤師免許申請受付窓口」への申請となります。多くの場合は保健所が窓口となっており、登録料は30,000円。収入印紙が必要となるため、事前に郵便局や区市町村の役所で購入しておきましょう。税務署等に現金納付の場合は領収証書を申請書の裏面に添付します。

 

【申請時に必要なもの】

□登録料:30,000円

□薬剤師免許申請書…1通

□戸籍謄本又は抄本又は住民票の写し、もしくは住民票記載事項証明書

 (発行日翌日から起算して6月以内のもの)…1通

□医師の診断書(発行日翌日から

 起算して1月以内のもの)…1通

□成年被後見人又は被保佐人とする

 登記記録がない旨を証明した書面

 (発行日翌日から起算して6月以内のもの)…1通

□登録済証明書用はがき

 (表面に本人の宛先、裏面は氏名のみ記入し、切手を貼ったもの)必要な方のみ添付

 

薬剤師免許申請書は、厚生労働省ホームページ「薬剤師免許の申請手続き等について」※からダウンロード可能。

 

なお、2.「成年被後見人又は被保佐人とする登記記録がない旨」については、「後見登記等に関する証明書」で証明することができます。法務局に申請することになりますのでゆとりを持って早めに取得しておきましょう。

薬剤師名簿への登録が完了したあとは、後日「登録済証明書」が発送されます。登録が完了すれば、「薬剤師」と認められ、業務を行うことが可能です。この登録済証明書は最終的に送付される「薬剤師免許」が届くまでの間、薬剤師業務を行ううえで重要な証明書の一つになり、保険薬剤師登録にも必要となるため、到着後は大切に保管しておきましょう。

 

 

保険薬局勤務時に必要な「保険薬剤師登録」

保険薬局で働くに場合には、薬剤師登録とは別に「保険薬剤師登録」が必要になります。

多くの場合は、勤務先で都道府県に登録申請を代理で行なってくれるでしょう。

申請には、薬剤師免許が必要ですが、上記の「登録済証明書」での代用も可能なため、いずれかの書類が届き次第、会社に伝えましょう。

すでに薬剤師として勤務している場合でも転居、転勤により勤務先の都道府県が変更になるときは、保険薬剤師の再登録が必要です。

 

◆薬剤師名簿の登録・更新は2年に1度必須

薬剤師として働き始めた後も、2年に1度、薬剤師名簿登録事項の更新が必要となります。

更新は、薬剤師会や勤務先など通して通知が届くケースがほとんどです。

更新に必要な書類を記載し、勤務先や薬剤師会を通して保健所に申請します。休職中の人は、自分で保健所に届けても問題ありません。

更新は薬剤師法によって義務付けられており、届け出を行わないと「薬剤師資格確認検索システム」に氏名等が掲載されなくなるため、注意が必要です。

就職や転職、アルバイトなどの際に、薬剤師の資格があるか検索システムで確認する薬局や企業もあります。届け出の費用はかかりませんので、忘れずに行いましょう。

 

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文/薬剤師ライター 加藤鉄也(研修認定薬剤師、JPALSレベル6)」

 

※参照/厚生労働省 薬剤師免許の申請手続きについて

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