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催奇形性などの周知促す‐「セルセプト」など3製品

薬+読 編集部からのコメント

ループス腎炎の効能・効果が承認された「セルセプトカプセル」などミコフェノール酸モフェチル製剤3製品。厚生労働省は2016年5月19日、この3製剤について、催奇形性や流産の副作用の周知を促すよう通知しました。

厚生労働省は19日、中外製薬の「セルセプトカプセル」などミコフェノール酸モフェチル製剤3製品について、ループス腎炎の効能・効果が承認されたことから、催奇形性や流産の副作用の周知を促すよう、都道府県担当者や関係団体に通知した。

 

同製剤については、妊婦または妊娠している可能性のある人に投与しないことや、妊娠する可能性のある人に投与する際は投与開始前に妊娠検査を行い、陰性であることを確認した上で投与を開始すること、投与開始前から投与中止後6週間は避妊することなどを改めて注意喚起した。

 

ミコフェノール酸モフェチル製剤は、中外製薬の「セルセプトカプセル」など3品目で、昨年7月に開かれた未承認薬等検討会議で公知申請が妥当と判断され、ループス腎炎の効能・効果の追加申請が行われていた。

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出典:薬事日報

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