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抗PD-1抗体「オプジーボ」、進行・再発の胃癌でOS延長

薬+読 編集部からのコメント

小野薬品は切除不能な進行・再発の胃癌患者を対象とした第III相試験「ONO-4538-12試験」の最終解析で、抗PD-1抗体「オプジーボ」の全生存期間(OS)がプラセボに対して有意な延長を示したと発表しました。詳細は関連学会で公開される予定とのことです。

小野薬品は、抗PD-1抗体「オプジーボ」について、切除不能な進行・再発の胃癌患者を対象とした第III相試験「ONO-4538-12試験」の最終解析で、主要評価項目である全生存期間(OS)がプラセボに対して有意な延長を示したと発表した。切除不能・再発の胃癌でOSの延長を示した世界初の免疫チェックポイント阻害剤になったとしている。詳細な結果は関連学会で公開する予定。

 

同試験は、標準治療が不応または不耐の切除不能な進行・再発の食道接合部癌を含む胃癌患者を対象としたプラセボ対照多施設共同二重盲検無作為化第III相試験。オプジーボを2週間間隔で投与し、病勢進行や高度な有害事象などの発現が認められるまで継続投与された。

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出典:薬事日報

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