医療

MR認定試験合格率8割超~再受験者が押し上げ

薬+読 編集部からのコメント

1月31日、MR認定センターが「第29回MR認定試験」の結果を公表。全受験者数は1232人で合格者は1010人となり、合格率82.0%と2012年実施の第19回以来の80%超えと高い合格率となりました。合格率がアップした理由については、再受験者の合格率(67.0%)が高かったためと見られています。結果通知は1月27日に宅配便で発送され、合格者には「MR認定試験合格証」が発行されます。

MR認定センターは1月31日、第29回MR認定試験の結果を公表し、合格率は82.0%と2012年に実施された第19回以来の80%超えと高い合格率となった(図参照

合格率が高かった理由について、同センター試験事業部の若桑秀司氏は「皆さん大変良く頑張った結果だと思っている。再受験者の合格率が比較的高かった(67.0%)のも合格率の引き上げ要因となった。試験内容について、今回のみ特別な傾向が見られたということはなかった」と説明している。

 

全受験者数は1232人、合格者は1010人、合格率は82.0%。内訳は、新規受験者では受験者1035人、合格者878人、合格率84.8%。再受験者では受験者197人、合格者132人、合格率67.0%だった。

 

再受験者の合格率は例年50%未満で、50%超は第19回の51.6%以来のこととなる。

 

各科目合格点は「医薬品情報」55点(80点満点)、「疾病と治療」61点(110点)、「MR総論」54点(80点)だった。

 

試験結果の通知は1月27日に宅配便で発送され、合格者には「MR認定試験合格証」を発行する。合格者で6カ月のMR経験を修了認定された者には、申請により「MR認定証」を発行する。

 

次回の第30回認定試験は12月10日に、東京と大阪の2会場での実施を予定している。

 

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出典:薬事日報

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