MID-NET800万人超に~徳州会グループの病院追加 医薬品医療機器総合機構
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、MID-NET(医療情報データベース)の協力医療機関を拡大し、4月1日から徳洲会グループ10病院を含めたデータが利活用可能となる。利活用者の希望を踏まえたもので、800万人超のデータが対象となる。来月25日から利活用申出の受付を開始する。
MID-NETの協力医療機関に加わった病院は、▽南部徳洲会病院▽札幌東徳洲会病院▽仙台徳洲会病院▽千葉徳洲会病院▽鹿児島徳洲会病院▽中部徳洲会病院▽湘南鎌倉総合病院▽古河総合病院▽榛原総合病院▽和泉市立総合医療センター――の10病院で、2016年1月以降のデータを格納している。
徳洲会グループは既に協力医療機関として、東京西徳洲会病院など10病院のデータが格納されている。
徳洲会グループの病院を合わせた現在の協力医療機関は10拠点23病院で、605万人超のデータを利用可能としている。今回の追加により800万人超のデータが利用可能となる。
MID-NETをめぐっては、「改善策の三本柱」の一つとして将来像の明確化が示され、患者規模の拡大を行うこととしていた。今回追加された10病院については、統合データソースの構築が完了し、品質管理・標準化が進められていた。
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1000万人達成に現実味~MID-NETデータ拡大【医薬品医療機器総合機構】
出典:薬事日報
薬+読 編集部からのコメント
PMDA(医薬品医療機器総合機構)が、医療情報データベース 「MID-NET」の協力医療機関を拡大。千葉徳洲会病院・湘南鎌倉総合病院など、徳洲会グループの10病院が加わります。今回の追加によって、800万人超のデータが利用可能になります。