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公開日:2025.12.25 美容&健康トレンド薬剤師が教える! 子どもの発熱、何度以上で解熱剤を飲む?
「マイナビ薬剤師」の公式Instagramでは、薬剤師さんに役立つ情報や、日々の生活に活かせる健康豆知識などを配信中! 今回はその投稿の中から、ためになる情報を抜粋してご紹介します。
ますます寒くなって、風邪やインフルエンザが流行り、体調を崩してしまう人が多い季節。子どもが熱を出したとき、「何度出ていたら薬を飲んでいいの?」「解熱剤を飲むベストなタイミングはいつ……?」など、疑問に思う親御さんもいるのではないでしょうか。子どもの発熱時の対応について、薬剤師が分かりやすく解説します!
※本記事は、薬剤師向けの学習や情報収集のために作成された動画の内容をもとに制作しています。紹介しているのはすべて架空の事例で、あくまで一例にすぎません。 実際の患者さんに必ず当てはまるわけではありませんので、ご理解の上お読みください。
1.高熱ってほどでもないけれど……
子どもが熱を出したという女性。
「高熱ってほどでもなく、37.9度とか38.2度なんです」
「頓服(とんぷく)薬を飲ませたいけれど、もう少し熱が上がらないと飲ませちゃダメですよね……」
何度から解熱剤を飲ませていいのか分からず、お悩みのご様子です。
2.「子どもがどれだけつらそうか」で判断してOK
解熱剤は、体温計の数値よりも「子どもがどれだけつらそうか」を基準に使って大丈夫です。ただし、使用する際は、必ず医師の指示や薬の説明書に従ってください。
3.「解熱剤=38.5度以上」は、あくまで目安
解熱剤を使うのは38.5度以上から、と聞いたことはありませんか。でも、実は38.5度というのは、あくまで目安。ぐったりしていたり、水分が取れなかったり、顔色が悪かったりするときは、早めに薬で楽にしてあげることも大切です。
4.数字にとらわれなくて大丈夫!
解熱剤を飲むタイミングは、あまり数字にとらわれず、子どもの状態を見て判断して大丈夫です。ただし、解熱剤を使っても熱が下がらない場合や、ぐったりしている、呼吸が苦しそうなどの症状がある場合は、すぐに医療機関に相談してください。判断に迷うときは、薬剤師にご相談を!
「マイナビ薬剤師」の公式Instagramでは、子どもに解熱剤を飲ませるタイミングについて、ショート動画で紹介しています。ぜひ下記のアカウントをフォローしてチェックしてみてください!
Instagram:@yakuzaishi_mynavi
文:薬読編集部
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