創薬・臨床試験

新型コロナDNAワクチン、9月上旬から阪大病院でも治験

薬+読 編集部からのコメント

バイオ製薬企業のアンジェスが、新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンについて、すでに治験を開始している大阪市立大病院に続き阪大病院でも治験を開始することとしました。大阪市立大病院と同様、目標症例数を30例としており9月上旬より接種開始、試験成績の速報は10月以降になると見られています。同社ホームページに治験の概要が記載されていますので、興味のある方は確認しましょう。
阪大病院での治験概要
https://www.anges.co.jp/pdf.php?pdf=DiYCq50DjSUeSQErcgmFiJ2PDmjuVGBk.pdf

バイオ製薬企業のアンジェスは8月21日、開発中の新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンについて、大阪市立大病院に続き阪大病院(大阪大学医学部附属病院)で実施する第1/2相臨床試験(治験)の概要を発表した。

 

試験は、大阪市立大病院での治験と同様「健康成人志願者」が対象で、ワクチンとして最適な接種間隔や接種回数を検討するのが目的。当初、阪大病院での治験はさらに対象者を増やすとみられていたが、目標症例数も大阪市立大病院での治験と同じく「30例」とされている。

 

アンジェスは「今後、治験の諸準備を整え、9月上旬より接種を開始する」としている。

 

 

試験成績の速報は10月以降

大阪市立大病院での治験は既にすべての接種が完了。アンジェスは大阪市立大病院と阪大病院での試験成績の速報を2020年第4四半期(10~12月)に公表する予定だ。

 

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出典:Web医事新報

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