学校薬剤師の訪問4.5回 ~ 学校医よりも大幅に多く 文部科学省検討会
文部科学省の学校における持続可能な保健管理のあり方に関する調査検討会が20日に開かれ、学校医の確保をめぐる議論の中で学校薬剤師についても意見が交わされた。学校薬剤師の学校への訪問回数や学校保健委員会への参加状況は、学校医、学校歯科医よりも多い状況にあることが明らかになった。
学校保健安全法では、大学以外の学校に学校薬剤師の配置が定められ、学校薬剤師の職務執行も学校保健安全法施行規則に準則として記載されている。全国の学校薬剤師数は、2024年度の学校調査をもとに文科省が調査したところ、小学校では1万8822校中1万8581人配置されており、中学校では9882校中9569人、高校では4774校中4606人が配置されていた。
24年度に日本学校保健会が実施した保健教育・保健管理に関する調査によると、学校薬剤師の学校への訪問回数は平均で4.5回で、学校医の平均2.5回、学校歯科医の2.5回よりも大幅に多かった。小学校等では4.5回、中学校等では4.3回、高校等では4.4回、特別支援学校等では4.9回だった。
富永孝治委員(日本薬剤師会常務理事)は、「学校薬剤師は健康教育や健康相談で支援できる。特に医薬品については学校薬剤師がHPVのキャッチアップ接種の啓発を実施したことで接種率が上がった。麻疹ワクチン接種も協力してもらえるよう学校薬剤師に通知を発出している」と述べた。
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出典:薬事日報



薬+読 編集部からのコメント
文部科学省の学校における持続可能な保健管理のあり方に関する調査検討会が開かれ、学校薬剤師の学校への訪問回数や学校保健委員会への参加状況は、学校医、学校歯科医よりも多い状況にあることが明らかになりました。