


Q202 薬剤師とケアマネジャーの連携におけるポイントとは?

Q202 薬剤師とケアマネジャーの連携におけるポイントとは?


在宅業務でケアマネジャーと連絡を取る機会が多くなったのですが、どのような情報を共有すればよいのか迷うことがあります。薬剤師としてどんなことを意識して連携していくべきでしょうか?


薬剤師の在宅業務を円滑に行うために連携体制を構築しましょう
在宅医療の現場では、ケアマネジャー(介護支援専門員)がケアプランを作り、サービス事業者を調整して、患者さんの生活全体を見ています。薬剤師の在宅業務もケアマネジャーとの連携が必須であり、情報共有の質やスピードが薬剤師の仕事に大きく影響します。
ケアマネジャーと薬剤師の連携は、残薬・飲み忘れ・多剤服用(ポリファーマシー)などの薬に関する課題を早期に発見・解決し、安全な在宅療養を支える上でとても重要です。そこで、ケアマネジャーとの連携におけるポイントをまとめてみます。
ケアマネジャーと薬剤師の連携は、残薬・飲み忘れ・多剤服用(ポリファーマシー)などの薬に関する課題を早期に発見・解決し、安全な在宅療養を支える上でとても重要です。そこで、ケアマネジャーとの連携におけるポイントをまとめてみます。
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連携のポイント① すばやい情報共有を心がける
在宅医療に参画する薬剤師は、利用者さんの薬に関する課題や生活状況を把握して、薬学的介入を行います。
例えば、薬の飲み忘れに気づいたときは、残薬管理に加え、お薬カレンダーや服薬ボックスなどの管理方法の工夫を検討します。また、飲み忘れや飲み違いなどの問題に対しては、「錠剤が大きくて飲めない」「服薬回数が多くて飲み忘れてしまう」といった原因を探り、主治医に一包化や粉砕、服用時間の変更などを提案することもあるでしょう。
ケアマネジャーは利用者さんの生活に関する困りごとを解決するために、多職種連携によるすばやい情報共有を必要としています。前述のような生活状況の課題や変化については、できるだけ早くケアマネジャーに伝えるようにしましょう。
薬剤師からの情報共有が、認知機能低下のサインに気づいたり、新たな介護サービスを導入したりするきっかけとなるかもしれません。問題が発生したときだけでなく、日頃から薬剤師の視点で気がついたことをこまめに情報提供しておくことが重要です。
例えば、薬の飲み忘れに気づいたときは、残薬管理に加え、お薬カレンダーや服薬ボックスなどの管理方法の工夫を検討します。また、飲み忘れや飲み違いなどの問題に対しては、「錠剤が大きくて飲めない」「服薬回数が多くて飲み忘れてしまう」といった原因を探り、主治医に一包化や粉砕、服用時間の変更などを提案することもあるでしょう。
ケアマネジャーは利用者さんの生活に関する困りごとを解決するために、多職種連携によるすばやい情報共有を必要としています。前述のような生活状況の課題や変化については、できるだけ早くケアマネジャーに伝えるようにしましょう。
薬剤師からの情報共有が、認知機能低下のサインに気づいたり、新たな介護サービスを導入したりするきっかけとなるかもしれません。問題が発生したときだけでなく、日頃から薬剤師の視点で気がついたことをこまめに情報提供しておくことが重要です。
連携のポイント② わかりやすい報告書を作成する
ケアマネジャーへの報告書を作成する際は基本的に結論から伝え、その後に利用者さんの状態変化や介護の注意点などをまとめます。
複数の利用者さんを担当しているケアマネジャーは、常に多くの仕事を抱えているケースも珍しくありません。そのような状況でも必要な情報を迅速に伝えられるよう、専門用語を避けて、わかりやすい言葉で報告することを心がけましょう。
また、ケアマネジャーに報告や相談をするときは、先にメールやFAXなどで要点をまとめた報告書を送ってから、電話で詳細を伝えるとスムーズに連携できます。
複数の利用者さんを担当しているケアマネジャーは、常に多くの仕事を抱えているケースも珍しくありません。そのような状況でも必要な情報を迅速に伝えられるよう、専門用語を避けて、わかりやすい言葉で報告することを心がけましょう。
また、ケアマネジャーに報告や相談をするときは、先にメールやFAXなどで要点をまとめた報告書を送ってから、電話で詳細を伝えるとスムーズに連携できます。
連携のポイント③ コミュニケーションの機会を増やす
ケアマネジャーと薬剤師の連携で難しいのは、それぞれが別の事業所に所属している点です。意識してコミュニケーションの機会を作らなければ、対面で直接話す機会は限られます。
そこで検討したいのが、多職種が集まりケアプランを検討するサービス担当者会議への出席です。薬剤師の参加は義務ではありませんが、出席すればケアマネジャーを含む多職種とコミュニケーションを図れます。服薬状況の報告に加えて、服薬タイミングに関する見守りの提案など、利用者さんの生活の改善や多職種間の協力関係の構築につながる意見交換ができるとよいでしょう。
医師や看護師、介護スタッフなどが集まる会議の場で、各職種の視点の違いを踏まえて臨機応変にわかりやすい説明ができれば、ケアマネジャーをはじめ、多職種からの信頼も得やすくなります。また、情報共有や提案を行うだけでなく、あいさつや感謝の言葉を直接伝えることが、いつでも気軽に相談できる関係づくりにつながります。
そこで検討したいのが、多職種が集まりケアプランを検討するサービス担当者会議への出席です。薬剤師の参加は義務ではありませんが、出席すればケアマネジャーを含む多職種とコミュニケーションを図れます。服薬状況の報告に加えて、服薬タイミングに関する見守りの提案など、利用者さんの生活の改善や多職種間の協力関係の構築につながる意見交換ができるとよいでしょう。
医師や看護師、介護スタッフなどが集まる会議の場で、各職種の視点の違いを踏まえて臨機応変にわかりやすい説明ができれば、ケアマネジャーをはじめ、多職種からの信頼も得やすくなります。また、情報共有や提案を行うだけでなく、あいさつや感謝の言葉を直接伝えることが、いつでも気軽に相談できる関係づくりにつながります。
薬剤師とケアマネジャーの連携には、特別なスキルが必要とされるわけではありません。日頃からのコミュニケーションの積み重ねがとても重要です。すばやい情報共有、丁寧な報告書の作成、サービス担当者会議への出席など、一つ一つの業務に真摯(しんし)に取り組みましょう。ケアマネジャーの立場を尊重して信頼関係を築き、在宅業務の質を高められるよう努めてほしいと思います。



村尾 孝子(むらお たかこ)
薬剤師、医療接遇コミュニケーションコンサルタント。
株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。
薬剤師として総合病院薬剤部、漢方調剤薬局、調剤薬局で20年以上にわたり調剤、患者応対を経験。管理薬剤師として社員の人材育成に注力する。
現在は医療現場経験を活かし、医療接遇コミュニケーションコンサルタントとして活躍中。
マイナビ薬剤師・連載コラムが書籍化された、
「患者さん対応のプロをめざす! 『選ばれる薬剤師』の接遇・マナー」が
2017年7月19日 同文舘出版より発売。
株式会社スマイル・ガーデン : https://smile-garden.jp/
ブログ「いつもワクワク Always Smiling!」: https://smilegrdn.exblog.jp/
株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。
薬剤師として総合病院薬剤部、漢方調剤薬局、調剤薬局で20年以上にわたり調剤、患者応対を経験。管理薬剤師として社員の人材育成に注力する。
現在は医療現場経験を活かし、医療接遇コミュニケーションコンサルタントとして活躍中。
マイナビ薬剤師・連載コラムが書籍化された、
「患者さん対応のプロをめざす! 『選ばれる薬剤師』の接遇・マナー」が
2017年7月19日 同文舘出版より発売。
株式会社スマイル・ガーデン : https://smile-garden.jp/
ブログ「いつもワクワク Always Smiling!」: https://smilegrdn.exblog.jp/


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