医療

第106回薬剤師国家試験、来年2月20、21日に実施

薬+読 編集部からのコメント

厚労省が第106回薬剤師国家試験(2021年2月20~21日)の施行要領を公表。北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県の9カ所で実施されます。試験科目は、物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務の7領域。薬剤師として必要不可欠な基本的資質を確認するための「必須問題」、薬剤師が直面する一般的課題を解釈・解決するための資質を確認する「一般問題」の二つに大きく分類し、さらに一般問題を「薬学理論問題」「薬学実践問題」に区分して行います。合格発表は、3月24日14時から厚労省のホームページで受験地と受験番号が掲載される形式となります。

厚生労働省は、第106回薬剤師国家試験の施行要領を公表した。試験は、来年2月20、21の両日、北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県の9カ所で実施。合格発表は、来年3月24日14時から厚労省のホームページで受験地と受験番号を掲載して行う。合格者には合格証書を郵送する。


試験科目は、▽物理・化学・生物▽衛生▽薬理▽薬剤▽病態・薬物治療▽法規・制度・倫理▽実務――の7領域。薬剤師として必要不可欠な基本的資質を確認するための「必須問題」、薬剤師が直面する一般的課題を解釈・解決するための資質を確認する「一般問題」の二つに大きく分類した上で、一般問題を「薬学理論問題」「薬学実践問題」に区分して行う。

 

受験資格は、原則として6年制薬学課程を修めて卒業した者に付与される。ただ、新教育課程が施行された2006年度から17年度までの間に新4年制課程に入学した者にも、卒業後に薬学修士または博士課程を修了し、厚労相から個別に認定された場合に受験資格が与えられる。

 

また、外国の薬学校を卒業した者や、海外で薬剤師免許を取得した者については、厚労相に日本の6年制課程の修了者と同等以上の学力や技能を有すると認定される必要がある。

 

願書や卒業証明書などの受験に関する書類は、来年1月4~14日までに、薬剤師国家試験運営本部事務所(〒130-0022東京都墨田区江東橋2の2の3倉持ビルディング第2ビル6階)に提出する。郵送の場合は、1月14日までの消印のあるものに限り受け付ける。

 

書類を直接持参する場合は各地の薬剤師国家試験運営臨時事務所に提出する。臨時事務所は業務委託を受けた「ランスタッド」の札幌支店(北海道)、仙台支店(宮城県)、試験監督事業部(東京都)、名古屋伏見事業所(石川県・愛知県)、難波支店(大阪府)、広島支店(広島県)、高松支店(香川県)、福岡支店(福岡県)――の8カ所。

 

>>>マイナビ薬剤師の「薬剤師国家試験」特設ページでは、過去の合格率や合格発表の詳細をまとめています。ぜひ合わせてお読みください!

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出典:薬事日報

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