医療

ペットボトルの回収検討~業界全体で取り組む【日本チェーンドラッグストア協会】

薬+読 編集部からのコメント

JACDS(日本チェーンドラッグストア協会)の池野隆光会長(ウエルシアホールディングス)は6月17日、環境保護の観点からドラッグストアで販売する飲料のペットボトルを回収して再利用する取り組みを、業界全体で検討していく方針を打ち出しました。これまでにも、JACDSの環境保護に関する取り組みとして、「レジ袋の削減」を重点施策として打ち出しており、政府がレジ袋有料化を全ての小売店に義務づける以前から、有料化をスタートさせる会員企業も見られました。今回、さらにペットボトルの回収にも協会として取り組むべきとの考えを提示した形です。

日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の池野隆光会長(ウエルシアホールディングス)は17日の定例会見で、環境保護の観点からドラッグストアで販売する飲料のペットボトルを回収して再利用する取り組みを、業界全体で検討していく方針を打ち出した。池野氏は「JACDS会員企業だけでも、とてつもない数量のペットボトルが廃棄されているのは間違いない。メーカーと共同で回収作業ができるか、協会として検討していきたい」と語った。

 

JACDSの環境保護に関する取り組みとしては、レジ袋削減を重点施策として打ち出しており、政府がレジ袋有料化を全ての小売店に義務づける以前から、有料化をスタートさせる会員企業も見られた。今回、さらにペットボトルの回収にも協会として取り組むべきとの考えを示した。

 

池野氏は、「業界が発展すればするほど、環境問題に対して業界として取り組んでいかなければならない」と説明。「メーカーとの共同事業になる。われわれで集めたペットボトルを再生工場に持って行くルートをメーカーと共同で組み立てて、実行することになる」との見通しを示した。

 

既に企業単体としては、ウエルシアホールディングスが、日本コカ・コーラと共同で実験的にペットボトル回収を実験的に実施しているとして、「消費者向けの運動をしないと、きれいな状態で回収できないということが分かった。中身が残っていたり、ラベルが貼られたままのペットボトルも入れられている」と現状の課題を指摘した。

 

その上で、ウエルシア単体で行うのではなく、隣接する競合のドラッグストアとも協力しながら業界全体で取り組んでいくべきと強調。「効率も良く、回収できる数量も増えるので、地域ごとにドラッグストアが一緒に回収できる形になればいいと思っている」と語った。

 

一方、JACDSは、10日に開催した通常総会で今年度の事業計画と組織・人事が承認されたと発表した。組織・人事は、前年度を踏襲した上で、昨年に一度閉じていた勤務薬剤師委員会を再設置した。委員長は、龍生堂本店社長の関口周吉氏。

 

勤務薬剤師委員会では、ドラッグストア薬剤師の資質向上を含む人材育成に関する企画・立案や日本薬剤師会、日本保険薬局協会との意見交換の窓口として機能させる。

 

田中浩幸事務総長は、「ドラッグストア薬剤師の役割が今後ますます重要なポジションを占めてくるだろう」との認識を示し、薬剤師の業務について、対物から対人業務への流れが社会全体で期待されていることを踏まえ、「スキルアップによる期待の具現化に加え、他団体との連携や情報交換も並行して進めなければならない」と述べた。

 

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出典:薬事日報

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