医療

地域連携薬局、全国836軒~“専門”は48軒と少なく【厚生労働省】

薬+読 編集部からのコメント

全国の地域連携薬局数が9月末時点で836軒であったことが厚労省により公表されました。最多にして唯一の三桁台となったのが東京都。以下は大阪府(90軒)、神奈川県(73軒)、埼玉県(66軒)、千葉県(49軒)と続いています。一方、専門医療機関連携薬局は全国で48軒と少なめ。東京都が6軒、神奈川県が5軒、千葉県が4軒、群馬県、愛知県、福岡県が3軒となっています。地域連携薬局で2位となる大阪府が1軒にとどまるなど全国的に認定取得した薬局が少ない状況です。

厚生労働省は、9月末時点における全国の地域連携薬局数が836軒だったと公表した。最も多かったのが東京都の187軒と唯一、三桁台となり、大阪府、神奈川県、埼玉県、千葉県が続いた。一方、専門医療機関連携薬局は全国で48軒と少なく、トップは東京都の6軒で、24道府県がゼロと半数は認定を取得できていなかった。

 

各都道府県の地域連携薬局数で上位の顔ぶれを見ると、東京都が187軒、大阪府が90軒、神奈川県が73軒、埼玉県が66軒、千葉県が49軒、茨城県が36軒、兵庫県が27軒、広島県が25軒、愛知県が21軒、静岡県が19軒となった。10軒を超えたのは20都府県で、福井県のみゼロとなった。

 

専門医療機関連携薬局数は、東京都が6軒、神奈川県が5軒、千葉県が4軒、群馬県、愛知県、福岡県が3軒となった。地域連携薬局で2位の大阪府は1軒にとどまるなど全国的に認定を取得した薬局が少ない状況だ。

 

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出典:薬事日報

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