薬剤師会

PECSようやく稼働~11日から認定申請開始【日本薬剤師研修センター】

薬+読 編集部からのコメント

日本薬剤師研修センターは1月11日から、PECS(薬剤師研修・認定電子システム)による認定申請をスタート。これまで研修認定薬剤師の認定証の発行申請で申請者が各都道府県の薬剤師研修協議会に郵送で申請していた手続きについて、研修受講に関する管理や認定申請といった全手続きをシステム上で行うことが可能となりました。PECS移行により、これまで郵便振替で入金していた認定審査料の支払いはPECSで提示された方法で決済し、クレジット払いまたはコンビニエンスストアでの支払いとなります。

日本薬剤師研修センターは11日から、研修認定薬剤師と漢方薬・生薬認定薬剤師について、薬剤師研修・認定電子システム(PECS)による認定申請を開始した。

 

PECSは、これまで研修認定薬剤師の認定証の発行申請で申請者が各都道府県の薬剤師研修協議会に郵送で申請していた手続きについて、研修受講に関する管理や認定申請といった全手続きをシステム上で行えるようにしたもの。

 

当初は昨年9月に稼働する計画だったが、研修履歴や認定情報のキーコードとなる薬剤師名簿登録番号を登録する上で、登録番号や登録年月日、生年月日を誤って登録した薬剤師が続出。誤登録を行った薬剤師に対し、個々に修正を行う手続きに時間を要し、今月の稼働開始となった。PECSでユーザーIDとパスワードを取得後に取得するQRコードの表示については、2月上旬からの運用となる予定だ。

 

新規申請の場合、取得単位はPECSで認定申請を行った日から1年ずつ遡って起算する。

 

申請日が遅れると、過去の取得単位が申請に使用できなくなる恐れがあることから、新規認定申請に必要な単位数を取得した後、早期に申請することが必要としている。

 

また、更新認定申請の申請可能期間は認定期間終了後3カ月までとしていたが、新たなシステムへの移行期であるため、来年1月23日までは支障解除のために必要な措置を講ずる。

 

PECSの移行により、これまで郵便振替で入金していた認定審査料の支払いはPECSで提示された方法で決済し、クレジット払いまたはコンビニエンスストアでの支払いとなる。薬剤師研修手帳または研修受講シール整理票の送付方法についても、PECSで必要事項入力終了後、送信されるメールを印刷し、それと共に日本薬剤師研修センター宛てに送付する。

 

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出典:薬事日報

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