コロナ特例加算継続要望～田村厚労相に文書提出【日本薬剤師会】
日本薬剤師会は、山本信夫会長（写真左）名で新型コロナウイルス感染症にかかる特例加算の継続を求める要望書を田村憲久厚生労働大臣に提出した。特例加算の期限が9月末日とされていることを受け、10月1日以降も引き続き継続するよう求めた。
現在、診療報酬上の臨時的措置として全ての患者に対する感染拡大防止の観点から、感染防御の徹底が必要であることを踏まえ、調剤は処方箋受付1回につき4点を調剤基本料に加算できる特例措置が取られている。
日薬では引き続き徹底した感染防止策が不可欠であることから、特例加算の継続を要望した。山本氏は22日の定例会見で、「3師会それぞれが特例措置の継続を主張している。感染者数が減少し、ワクチン接種も6割の人たちが2回目の接種を終えたが、半分の方は接種を終えていないのでまだ安心はできない。体制を確保する必要がある」と支援を求めた。
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出典：薬事日報
薬＋読 編集部からのコメント
新型コロナウイルス感染症にかかる特例加算の期限が9月末日とされていることを受けて、日本薬剤師会は、山本信夫会長名で特例加算継続を求める要望書を田村厚労相に提出しました。特例加算が10月1日以降も引き続き継続するよう求めています。現在、診療報酬上の臨時的措置として全ての患者さんに対する感染拡大防止の観点から、感染防御の徹底が必要であることを踏まえ、調剤は処方箋受付1回につき4点を調剤基本料に加算できる特例措置が取られています。