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GLP1適正使用呼びかけ ~ 厚労省の再周知に続き 医薬品医療機器総合機構

薬+読 編集部からのコメント

PMDAはGLP-1受容体作動薬およびGIP/GLP-1受容体作動薬について、美容・痩身(ダイエット)目的での適応外使用による副作用が複数報告されているとして、医療関係者に適正使用を改めて呼びかけました。

医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、GLP-1受容体作動薬およびGIP/GLP-1受容体作動薬について、美容・痩身(ダイエット)目的での適応外使用による副作用が複数報告されているとして、医療関係者に適正使用を改めて呼びかけた。過度な食事制限下で使用し、頻回の嘔吐などを経て救急搬送され、ケトーシスやケトアシドーシスと診断された症例も確認されている。

 


 

GLP-1受容体作動薬等は、一部の医療機関で2型糖尿病や肥満症の治療以外に美容・痩身を目的として使用されている実態がある。厚生労働省は、GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬について、美容や痩身を目的とした使用に伴うケトーシス関連事象の副作用報告を踏まえ、医療機関等に適正使用を行うよう再周知していたが、PMDAも適応外使用については安全性と有効性が確認されていないとして、添付文書に基づき効能・効果、用法・用量を遵守するよう求めた。

 

美容・痩身目的で使用された際の副作用報告では、2004年4月から今年5月までの集計で、嘔吐、悪心、腹痛、下痢などの消化器症状が28件、ケトーシスやケトアシドーシスなどが17件、低血糖が14件、膵炎が11件報告された。

 

ケトーシス関連では、20歳代女性がダイエット目的で使用後、食欲低下や頻回の嘔吐が生じ、食事を摂取できなくなって救急搬送され、飢餓性ケトアシドーシスと診断された症例などを紹介した。

 

PMDAは、使用中に嘔吐や食事・水分が摂取できないといった症状が見られた場合、直ちに投与を中止すると共に、医療機関を受診するよう患者に説明することを医療関係者に要請した。

 

ケトーシスが悪化してケトアシドーシスに至ると、意識障害などを生じ生命に関わる可能性があるとして注意を促している。

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出典:薬事日報

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