薬剤師会

山本会長、磯部氏を専務理事起用へ

薬+読 編集部からのコメント

政治的なお話。7月に厚労省を退職した磯部総一郎氏(前医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課長)が日本薬剤師会に専務理事のポストとともに迎え入れられることになりました。15日付で山本信夫会長付の職員として着任し、2020年3月の役員改選、6月の総会後に開かれる理事会後に正式に専務理事に就任する見込み。9日の定例会見で明かした山本会長によると「専務理事に就任するまでは、職員と同じ立場になる。公の場で発言することは多分ないだろう」とのことです。

日本薬剤師会の山本信夫会長は9日の定例会見で、7月に厚生労働省を退職した前医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課長の磯部総一郎氏(写真)を専務理事としての起用も含め迎え入れることを明らかにした。

 

今月15日付で会長付の職員として着任し、来年3月の役員改選、6月の総会後に開かれる理事会などを経て正式に就任する予定。

 

山本氏は、磯部氏について「医薬品医療機器総合機構や内閣府など幅広い経験を積んでいる」とし、「前専務理事で、副会長も務めた薬系技官の石井甲一氏がつないでくれた行政との関係を、新しいラインでつないでもらうこと」に期待感を示した。

 

山本氏は、「磯部氏とは30年以上の付き合いになるため、気心が知れているつもり」としつつも、「わがままだと甘えが出てくる。そうならないように、会長として立場を弁えるよう伝えようと思っているが、お互いそれができるかどうか、しばらく様子を見ていただきたい」と語った。

 

また、「専務理事に就任するまでは、職員と同じ立場になる。公の場で発言することは多分ないだろう」ともした。

 

磯部氏は、調剤報酬改定や薬価制度改革などを担当する保険局医療課の薬剤管理官を異例の2期4年務めたほか、PMDA審査マネジメント部長、医薬・生活衛生局医療機器審査管理課長などを歴任した。

 

 

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出典:薬事日報

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