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池野会長「在宅対応1200店に拡大へ」~対応店舗は看板を掲示 ウエルシアHD

薬+読 編集部からのコメント

ウエルシアHDの池野会長が2024年2月期中間決算説明会で、在宅対応への要望が多いことを説明。現在1,000店舗弱の在宅対応店舗数を、今期中に1,200店舗まで増やしていくという方針を語りました。グループ店舗数は2,801店舗となり、調剤併設店舗数は2,070店舗。併設率は約75%ほどとなっています。

ウエルシアホールディングスの池野隆光会長は、2024年2月期中間決算説明会で、在宅対応に対する要望が多いことを説明し、「現在、在宅対応している店舗数は1000店舗弱だが、これを今期は1200店舗まで進めていこうと思っている」と方針を語った。グループの店舗数は2801店舗となり、調剤併設店舗数は2070店舗、併設率は約75%ほどとなっている。

 

池野氏は、在宅の取り組みに触れ、「当社では977店舗が在宅対応を行っている。要望が多く、今期は1200店舗まで進めていきたい」と改めて説明。「現在、どの店舗で在宅対応を行っているのかが分からないという話を聞くことがあるので、看板を調剤室に掲げることを計画している。11月ぐらいから、このような店舗が増えていくのではないか。お客様に対して、できること、できないことがはっきりと分かるようにしていきたい」との考えを示した。

 

ペットボトルの回収を行っている店舗にも言及し、「514店舗で回収を行っている。非常に多くのペットボトルを回収しているが、それでも販売している数からすると少ない」と指摘。

 

さらに「これから始めようと思っているのは、家庭で使ったオイルの回収」と明らかにし、「どのように回収するのか、回収してどのように回していくのかなどの実験を計画している」と説明した。

 

また、中村壽一副社長は、24年2月期第1四半期と第2四半期を振り返り、「第1四半期は営業利益が大きくマイナスだったが、第2四半期だけを捉えれば前年は基本的にクリアし、計画も概ねクリアできたと思っている」と評価。

 

「われわれの強みは、既存店の強さを含めた現場力だと認識している。下期については、これまでも取り組んでいる調剤、PB(プライベートブランド)を通したカウンセリング力の強化を主眼に置き、現場力を一段と向上させた形で進めていくことになる」と話した。

 

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出典:薬事日報

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