第9回 藤本和子 先生
これまで4回にわたって藤本先生にうかがってきた「薬局の防災について」。最後に、災害に備えておくべき物品と、具体的な通信手段をリストにしました。
ここにある内容をもとに、各薬局で災害への備えを見直してみましょう。
■災害に備えて薬局にあると便利なものリスト
☑電子式ではない秤
現在薬局に置いてある秤は電子式がほとんどです。電気がなくても使用できる秤を1台用意しておきましょう。
☑薬包紙
停電で分包機が動かない場合、お薬を1包ずつ手で包んでいく必要があります。その薬局で1日に使用する分包数×3日分くらいの薬包紙を用意しておきましょう。
☑手書き薬袋
停電するとプリンターもパソコンも使用できなくなります。薬袋をプリンターで出力している薬局では、手書き薬袋も3日分ほど準備しておきましょう。
☑トランシーバー
薬局が1階と2階に分かれているなど、頻繁に内線電話を使用している薬局では、トランシーバーを通信手段のひとつとして用意しておくと便利です。
☑救急セット
薬局内でけが人が出たときのために、消毒薬、包帯などの救急セットを準備しておきましょう。
☑食糧・水
薬局の職員数×3日分ほど準備しておきましょう。用意したあとは、定期的な期限チェックを忘れずに。
■災害時に役立つ通信手段リスト
☑衛星電話
維持費がかかり、通信料も高めとなりますが、チェーン薬局の場合は近隣数店舗で1台でも良いので確保しておくと安心です。個人薬局の場合は、近隣の薬局と協力しあって数軒で共用するのもいいですね。
☑災害用伝言ダイヤル
災害時にNTTより提供が開始される声の伝言板です。平時では下記の日程で体験できますので、一度練習しておくといいかもしれません。
• 毎月1日と15日
• 防災週間:8月30日~9月5日
• 防災とボランティア週間:1月15日~1月21日
• 正月:1月1日~1月3日
☑ウェブ掲示板
特定のグループや組織の複数人で情報を共有することができるため、一斉に状況把握ができます。「不足物品を重複して送ってしまった」などの事態も防げます。
☑SNSアプリ(Skype、Twitter、Facebook、LINEなど)
画像を添付して共有できるSNSアプリはスマートフォンに複数あるといいでしょう。薬局のメンバー内でアカウントをフォローし合えば、心強い連絡手段のひとつになります。
■災害に備えて薬局にあると便利なものリスト
☑電子式ではない秤
現在薬局に置いてある秤は電子式がほとんどです。電気がなくても使用できる秤を1台用意しておきましょう。
☑薬包紙
停電で分包機が動かない場合、お薬を1包ずつ手で包んでいく必要があります。その薬局で1日に使用する分包数×3日分くらいの薬包紙を用意しておきましょう。
☑手書き薬袋
停電するとプリンターもパソコンも使用できなくなります。薬袋をプリンターで出力している薬局では、手書き薬袋も3日分ほど準備しておきましょう。
☑トランシーバー
薬局が1階と2階に分かれているなど、頻繁に内線電話を使用している薬局では、トランシーバーを通信手段のひとつとして用意しておくと便利です。
☑救急セット
薬局内でけが人が出たときのために、消毒薬、包帯などの救急セットを準備しておきましょう。
☑食糧・水
薬局の職員数×3日分ほど準備しておきましょう。用意したあとは、定期的な期限チェックを忘れずに。
■災害時に役立つ通信手段リスト
☑衛星電話
維持費がかかり、通信料も高めとなりますが、チェーン薬局の場合は近隣数店舗で1台でも良いので確保しておくと安心です。個人薬局の場合は、近隣の薬局と協力しあって数軒で共用するのもいいですね。
☑災害用伝言ダイヤル
災害時にNTTより提供が開始される声の伝言板です。平時では下記の日程で体験できますので、一度練習しておくといいかもしれません。
• 毎月1日と15日
• 防災週間:8月30日~9月5日
• 防災とボランティア週間:1月15日~1月21日
• 正月:1月1日~1月3日
☑ウェブ掲示板
特定のグループや組織の複数人で情報を共有することができるため、一斉に状況把握ができます。「不足物品を重複して送ってしまった」などの事態も防げます。
☑SNSアプリ(Skype、Twitter、Facebook、LINEなど)
画像を添付して共有できるSNSアプリはスマートフォンに複数あるといいでしょう。薬局のメンバー内でアカウントをフォローし合えば、心強い連絡手段のひとつになります。