薬剤師会

第101回薬剤師国家試験‐来年2月27、28日に実施

薬+読 編集部からのコメント

第101回薬剤師国家試験の日程が発表になりました。2016年2月27、28日の2日間にわたり、北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県の9ヵ所で実施されます。

厚生労働省は8月31日、第101回薬剤師国家試験の施行要領を公表した。試験は、来年2月27、28の両日、北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県の9カ所で実施。合格発表は3月28日午後2時に、厚労省や地方厚生局などで行い、合格者には合格証書を郵送する。合格者の受験番号は、厚労省ホームページでも閲覧できる。

 

試験科目は、▽物理・化学・生物▽衛生▽薬理▽薬剤▽病態・薬物治療▽法規・制度・倫理▽実務――の7領域。薬剤師として必要不可欠な基本的資質を確認するための「必須問題」、薬剤師が直面する一般的課題を解釈・解決するための資質を確認する「一般問題」の二つに大きく分類した上で、一般問題を、「薬学理論問題」「薬学実践問題」に区分して行う。

 

受験資格は、原則として6年制薬学課程を修めて卒業した者に付与される。ただ、新教育課程が施行された2006年度から17年度までの間に新4年制課程に入学した者にも、卒業後に薬学の修士または博士課程を修了し、厚生労働大臣から個別に認定された場合に受験資格が与えられる。

 

また、外国の薬学校を卒業した者や、海外で薬剤師免許を取得した者については、厚労相に日本の6年制課程の修了者と同等以上の学力や技能を有すると認定される必要がある。

 

願書や卒業証明書などの受験に関する書類は、来年1月4~15日までに、試験地を管轄する地方厚生局または地方厚生支局に提出。郵送の場合は、1月15日までの消印のあるものに限り受け付ける。

 

受験手数料は6800円。収入印紙を受験願書に貼ることにより納付する。

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出典:薬事日報

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