”漢方”に強くなる! まるわかり中医学 公開日:2024.06.11 ”漢方”に強くなる! まるわかり中医学

知れば知るほど奥が深い漢方の世界。患者さんへのアドバイスに、将来の転職に、漢方の知識やスキルは役立つはず。薬剤師として今後生き残っていくためにも、漢方の学びは強みに。中医学の基本から身近な漢方の話まで、薬剤師・国際中医師の中垣亜希子先生が解説。

 第103回 天気痛(気象病)とは?よくある不調の例と中医学における分析

漢方薬局には、天気や気圧の変化で不調になると訴える患者さんがよくいらっしゃいます。外界の変化は体調不良を引き起こす要因のひとつではありますが、根底には個々の体質・もともとの体調不良が関与しています。今回は近年よく耳にする「天気痛(気象病)」を、中医学の観点からみていきましょう。

1.「天気痛(気象病)」とは

「気象病」は、気象要素(気圧・温度・湿度、日照時間、降水量、雷、風など)の影響で引き起こされる心身の不調の総称です。本来は夏の暑気あたりなど、自然条件が原因で引き起こされる心身の不調すべてを含むため、とても広い意味を持ちます。
 
気象病の中でも、天気(気圧)が崩れるときに痛みが出現したり、あるいは慢性の痛みが増強したりするものを「天気痛」「低気圧不調」「気圧痛」などと言います。
 
しかし、日本の気候の特性上なのか、「気象病」や「天気痛」という用語はどちらも同じように扱われ、雨や曇りの日、季節の変わり目、気圧が変動するとき(主に低気圧になるとき)にあらわれる痛み(体調不良)について語られることが多いようです。
※したがって、今回はまとめて「天気痛(気象病)」と呼称します。
 
天気の変化と病気の関係は昔から知られており、基礎理論にも書かれている「六淫(りくいん・ろくいん)」や「内生五邪(ないせいごじゃ)」などとも関係するため、中医学の視点からは比較的分析しやすい症状と言えます。この2つは後ほど解説します。

2.天気痛(気象病)が起きやすい人によくある不調の例

晴れ・くもり・雨といった単純な「天気」にとどまらず、気圧の変動、季節の変わり目、寒暖差のせいで天気痛(気象病)に悩まされるパターンもあります。天気痛(気象病)の人がよく口にするのは、「雨が降りそうだと分かる」や「天気が悪いと調子が悪い」といった言葉です。以下は天気痛(気象病)が起きやすい人によくある例です。

 

■気象病の例
● 台風が来るのを関節の痛みで察知できる
● 季節の変わり目にいつも体調を崩す
● 風が吹くとすぐ寒気がしてカゼを引きやすい
● 夏はホットフラッシュが悪化する
● 春になると、めまい・頭痛が起きやすい
● 乾燥すると、あるいは湿気が多いと、じんましんやアトピー性皮膚炎などの皮膚病がひどく悪化する
● 冷えると腰痛がでる
● 寒い日に膀胱炎になる

 

■雨や曇りの日・湿気が多いとき・気圧が低くなるときの体調不良の例
● 手足や身体が重い、だるい
● 倦怠感
● むくみ
● 眠気
● めまい
● 耳のトラブル(耳鳴り、耳がふさがった感じ、耳痛など)
● 天気による気分の浮き沈み
● 頭痛
● 肩こり、首こり
● 胃腸の不調(胃の中で水がちゃぽちゃぽする、胃もたれ、食欲不振、吐き気、軟便~下痢、口の中がネバネバする、口の中が甘い感じがする)
● 関節痛、神経痛、古傷の痛み
● 喘息の悪化
● 狭心症など心臓の状態が不安定になる
● 舌苔が分厚くなる
● 乗り物酔いをしやすくなる
● 皮膚トラブルの悪化
● おりものが増える
● 目ヤニが増える

 

このように、天気痛(気象病)は普段はない症状を出現させるだけでなく、その人がもともと持っている病状を悪化させることも多く、症状は多岐に渡ります。

3.気圧が低くなるときに不調が起きやすい原因

なぜ、気圧・温度・湿度の変化によって不調が引き起こされるのでしょうか? 人間を含めた哺乳類や鳥類といった「恒温動物」は、外界に変化があっても内部環境を一定に保とうと自律神経系や内分泌系(ホルモン系)等が調整します。これを、「ホメオスタシス(恒常性の維持・生体恒常性)」と言います。
 
内臓も血管もすべて自律神経系(交感神経と副交感神経)が支配しており、自律神経系は外界の温度・気圧・湿度の変化に対応して人体の内部環境を一定に整えようと調整するために、すごく頑張ります(恒常性の維持)。
 
そのため、本人はいつもどおりに生活していたとしても、外界の変化が大きいときには、(自律神経系の支配下にある)内臓は勝手に疲れてしまうのです。寒暖差や気圧の変化が激しいときに「なんか最近疲れるなぁ」と感じたことがある人もいるのではないでしょうか?
 
自律神経は、晴れの日はアクティブモードの交感神経優位、曇りや雨の日はリラックスモードの副交感神経優位という性質があります。「晴耕雨読」のように、雨が降ったら静かに過ごせばそれほど負担はかかりません。しかし、現代人(とりわけ大人)は、雨でも台風でも関係なく活動しなくてはならず、自律神経のバランスが乱れやすくなっています。

 

特に「気圧」が自律神経を乱す!?

西洋医学的に天気痛(気象病)を見ると、気象要素のなかでも気圧の変化が大きな引き金になっていると分かってきたそうです。私が見つけた仮説は主に以下の2つです。

 

(仮説1)
気圧を感知するのは、身体の平衡感覚をつかさどる内耳である。(自律神経のアンバランスな状態では、)内耳センサーが気圧の変化に対し過剰反応を起こし、その情報が内耳から前庭神経を介して脳に伝わることで、ますます自律神経のバランスが乱れ、さまざまな不調を引き起こす。

(仮説2)
「人体を外側から押す力(大気圧)」と「大気圧に負けないように人体の内部から外へ押す力」の均衡がとれているのが通常の状態である。気圧が低くなると大気圧が小さくなるため、人体内部から外向きの力が優勢になり、人体が膨張しやすく(むくみやすく)なる。これは血管拡張や自律神経を乱す原因となる。
例えば、脳内の血管が拡張すると、周りの神経が圧迫されて炎症を起こすことで頭痛が引き起こされる。また、自律神経の乱れは、めまいやだるさ等の不調を引き起こす。

 

気圧というのは空気の圧力、つまり空気がものを圧迫する力のことです。私たちの身体もその影響を受けていて、常に空気に押さえつけられています。それなのに、身体がぺっしゃんこにならないのは、気圧と同じだけの力で、身体の内側から押し返しているからです。
 
天気が悪い日=低気圧=大気の圧力が低い=外から体にかかる圧力が弱い=私たちの身体を押しつぶす力が弱くなっている、ということになります。飛行機に乗ったときに、お菓子の袋がパンパンに膨れ上がった経験はありませんか? 同じ原理で、低気圧では、人間の身体もお菓子の袋のように膨れやすくなります。

 

天気痛(気象病)とは?

4.中医学における「気圧が低くなるときの不調」についての分析

天気痛(気象病)のうち、「気圧が低くなるときの不調(頭痛、めまい、だるさ、食欲不振、胃のむかつき、むくみ、眠い、身体の痛み…etc.)」を中医学的にみると、まずは「湿邪(しつじゃ)=水のだぶつき」が関係していると考えられます。
 
湿邪とは何か? 外界の変化が人体に影響することを、中医学はどのように捉えているのか、ざっくりお話しします。

 

人体と外界は呼応する~「整体観(せいたいかん)」とは

中医学の最も基本的な考え方のひとつに「整体観(せいたいかん)」があります。整体観は以下の2つの意味を含んでいます。

 

<1>人体と外界との関係(大宇宙)
人間は世界の“一部”であるから(人間は世界の“一員”であるとは言っていない)、人間もこの世界(大宇宙)の摂理に則り、自然の影響を大いに受ける

<2>人体の内部の関係(小宇宙)
人体の内部は、臓器・器官ひとつひとつが個別に機能しているわけではなく、経絡を通して連携しあって機能している

 

このように整体観は、外界の気圧・温度・湿度の変化が人体に影響を与え、病気の発生や悪化に深く関与することを示唆しています。

 
🔽 整体観について解説した記事はこちら

 

人体に悪影響を与える「六淫邪気」とは

中医学では、人体の外にある病の原因を、外から来る邪気、すなわち「外邪」と呼びます。さらに外邪は6つに分けられることから、「六淫(りくいん・ろくいん)」とも言います。
 
人間をとりまく環境の変化には、「風(ふう)・寒(かん)・暑(しょ)・湿(しつ)・燥(そう)・火(か)」の6つの気(六気:ろくき・りくき)があります。これらは自然界の気で、特に「邪」ではないため、「寒気」「暑気」「湿気」など「気」をつけて呼びます。日本語でも日常会話で「日本列島に寒気が流れ込む」「暑気払い」「湿気が多い」などと言いますよね。
 
この六気が六淫(邪気)となると、「風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪」と呼ばれます。「淫」は、「過剰・行き過ぎ」の意味です。六淫(邪気)となってしまう原因は、「六気側の原因」と「ヒト側の原因」があります。

 

■六気側の原因
● 太過:行き過ぎ
(例)夏が暑いのは当たり前だが、暑すぎる。ある人の体調を「暑気」が悪くした場合、その人とっては「暑邪」になる。


● 不及:足りな過ぎ
(例)冷夏。夏なのに、暑さが足りない。全般的に涼しい夏など。


● 不時:時と違う
(例)夏なのに夏と言えない日が急に混じる。


● 突然:突然変化しすぎる
(例)あまりにも急に季節が変化する。夏から冬の間はグラデーションで変化して欲しいのに、突然変わってしまうなど。

 

■ヒト側の原因
● あらゆる邪気はすべて個人的なもので、人による。同じものを食べても、具合が悪くなるかならないかは人によるのと同じ。

● その人の状態がもともと不安定だから、「気」を病みやすい=病気。

 

人体の内部で発生する邪気~「内生五邪(ないせいごじゃ・ないしょうごじゃ)」とは

六淫が外部から人体に襲い掛かる邪気(外邪)であるのに対して、人体の内部で発生した5つの邪気を「内生五邪(=内側で生まれる五つの邪気)」と呼びます。
 
人体の内部で発生した5つの邪気は「風・寒・湿・燥・熱」の5つで、六淫(外邪)のそれらに類似した症状を引き起こします。人間の内部で発生することを強調して「内風・内寒・内湿・内燥・内熱」などと呼びます。

 

「気圧が低くなるときの不調」の要因「湿邪(しつじゃ)」とは

湿邪とは、その人にとって湿気が多すぎることです。排出されるべき水、要らない水のだぶつき、停滞、よどみ、ドロドロと流れの悪い液状の代謝産物などをイメージしてください。先述したように、低気圧のときは身体が外側に引っ張られてむくみやすくなります。
 
どんなに健康優良でも、気圧が低くなるときは水がだぶつきやすい傾向にありますが、感じるほどの不調には至りません。しかし、ふだんから「内湿」をためこみやすい体質の人は、「類は友を呼ぶ」かのように「外湿」をひきよせやすく、ためこんだ内湿に外湿が足されて、内部はますます水びたしになります。
 
余分な水分を解消するのは「気のチカラ(陽気のチカラ)」です。気(陽気)は、温める作用があり、体内の代謝すべてを押し動かすチカラですので、気(=陽気)が水にタッチして(作用して)はじめて、水が代謝にのります。
 
しかし、気虚・陽虚の体質だと、うまく温めて代謝にのせることができないために、水をさばききれず、体内にたまるスキを与えます。また、気圧の低下による身体の膨張を元に戻すのも気(陽気)であり、そのチカラが足りないと身体が外側に引っ張られっぱなしになります。
 
気圧が低くなると副交感神経が優位になります。液体の分泌が活性化することに加え、心臓の働きにブレーキがかかり(心拍数減少・心筋収縮力低下・血圧低下)、呼吸数も低下し、血液や体液の循環がゆるやかになります。その結果、低気圧時は水がよどみやすくなりますが、これも健康優良であれば気にならない程度のはずです。
 
さらに、気虚・陽虚体質の人はそもそも副交感神経優位になりやすい傾向にあります。特に、日本は梅雨から夏にかけて湿度が高く、気虚・陽虚体質の人は湿気をうまくさばききれないので、湿気が湿邪となり体内に水がだぶつきます。
 
また、体質的に気虚・陽虚・湿邪がなくても、血流が悪い(瘀血:おけつ)・気の巡りが悪い(気滞:きたい)などの何らかのよどみが元からあると、気圧がよどみを悪化させる要素にはなります。
 
つまり、天気痛(気象病)が、低気圧・曇天・雨天・湿気の多い日にあらわれる場合、中医学的にはまず「湿邪」を疑います。湿邪がたまる原因として、第一義的には「気虚」「陽虚」が考えられますが、先述したとおり、瘀血や気滞によって水がだぶつくケースもありますので、一概には言えません。
 
湿邪に対して用いられる処方は非常に多いです。シンプルに水の交通整理をする方剤としてよく知られているのは、「五苓散(ごれいさん)」でしょう。
 
そのほか、状態に合わせて、胃苓湯(いれいとう)・平胃散(へいいさん)・茯苓飲(ぶくりょういん)・茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)・藿香正気散(かっこうしょうきさん)・真武湯(しんぶとう)なども使います。
 
漢方薬で対応するときは、

 

(1) 頓服で症状がでたときのみ服用する。(症状が軽いとき・そのひとの全体をみたときに体質的にそこまで根が深くないとき、など)

(2) そもそも症状が出ないようにするために、根本的な体質改善をする。そのために、日常的に漢方薬を服用する。体質改善が進んで、症状があらわれなくなるまでは、(1)の頓服薬もいざというときに服用する。(症状が重いとき・そのひとの全体をみたときに体質的にわりと根が深いとき、など)

 

などの方法があげられます。
 
色々な可能性があるので今回は割愛しますが、「そもそも、なぜこの人は湿邪がたまってしまうのか」という根本的な原因を追究することが、中医学的には最も大切な分析ポイントです。

5.特に日本人女性は天気痛(気象病)になりやすい

日本人は男女ともに脾胃(≒消化器系)が弱く、湿邪をためこみやすい傾向があります。これは、日本の気候として湿気が多いうえ、食習慣に生の魚介類・生の野菜や果物・冷たい飲食があるためと考えられます。普段から湿邪をためこんでいるので、気圧が低くなるとますます水がだぶつきます。
 
気象病・天気痛・気圧痛が起きるのは、特に女性が多いと言われます。それは、女性は男性に比べて、体質的に弱い人が多いからでしょう。世界中の女性の中でも、特に日本人女性は、体質的にかなり虚弱な傾向にあります。
 
欧米を旅行したことがある人は実感したことがあるかもしれませんが、アングロサクソン人などの欧米人と我々日本人では、筋骨のつくりからまるで異なります。私の母は第一子をハリウッドで出産しましたが、母は出産直後に青息吐息でヘロヘロなところ、隣の女性は出産直後にはもう平気な顔で歩き回り、お腹がすいたのかステーキを食べているのを見て、ものすごい衝撃を受けたそうです。
 
また、女性は新しい命を子宮内で育てる機能を持ちます。正常に月経があれば、毎月、血液を失います。その際に、血に乗って存在している「気」も一緒に失われます。月経がない男性は定期的に気血を損なうことがない分、元気とも言えます。
 
このように、女性は生理的にも病理的にも、「気虚・血虚」になりやすい性質を持ちます。「気」も「血」も、人体の肉体運動と精神活動を支える基本なので、女性が外界からの刺激に影響を受けやすいのは、ある程度は当たり前で、仕方のないことです(性差医学)。
 
また、女性が閉経に向かう更年期も、心身が揺らぎやすく、気圧や湿度・温度の変化の影響を受けやすくなります。
 
邪馬台国の女王であった卑弥呼をはじめ、世界中のシャーマン・巫女と呼ばれる人・雨を降らせる祈祷師は、実は天気を予測できる人=気象病の人=気虚・陽虚の体質で気のチカラ(陽気のチカラ)が弱い人たちだったのではないか…とも言われているようです。
 
もともと心や身体の状態がいまひとつだったり、ストレスの多い環境にさらされていたり、不摂生だったりする場合は、さらに気象の影響を受けやすくなります。生活リズムの乱れ、不適切な飲食・睡眠・運動、冷暖房への頼りすぎ、心身の酷使…などに思い当たるところがある人は、まずはそこから見直しましょう。
 
症状に悩んでいる人は、ぜひ、ご近所の漢方薬局の門をたたいてみてください。丁寧なカウンセリングのもとに漢方薬を選ぶことができ、養生についてもアドバイスしてもらえると思います。

 
 
参考文献:
・小金井信宏(著)『中医学ってなんだろう(1)人間のしくみ』東洋学術出版社 2009年
・丁光迪 (著)、小金井 信宏 (翻訳)『中薬の配合』 東洋学術出版社 2005年
・凌一揆(主編)『中薬学』上海科学技術出版社 2008年
・中山医学院(編)、神戸中医学研究会(訳・編)『漢薬の臨床応用』医歯薬出版株式会社 1994年
・神戸中医学研究会(編著)『中医臨床のための中薬学』医歯薬出版株式会社 2004年
・翁 維健 (編集) 『中医飲食営養学』上海科学技術出版社 2014年6月
・日本中医食養学会(編著)、日本中医学院(監修)『薬膳食典 食物性味表』燎原書店 2019年
・許 済群(編集)、王 錦之 (編集)『方剤学』上海科学技術出版 2014年
・神戸中医学研究会(編著)『中医臨床のための方剤学』医歯薬出版株式会社 2004年
・伊藤良・山本巖(監修)、神戸中医学研究会(編著)『中医処方解説』医歯薬出版株式会社 1996年
・李時珍(著)、陳貴廷等(点校)『本草綱目 金陵版点校本』中医古籍出版社 1994年

 
 
 

中垣 亜希子(なかがき あきこ)

すがも薬膳薬局代表。国際中医師、医学気功整体師、国際中医薬膳師、日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー、管理薬剤師。
薬局の漢方相談のほか、中医学・薬膳料理の執筆・講演を務める。
恵泉女学園、東京薬科大学薬学部を卒業。長春中医薬大学、国立北京中医薬大学にて中国研修、国立北京中医薬大学日本校などで中医学を学ぶ。「顔をみて病気をチェックする本」(PHPビジュアル実用BOOKS猪越恭也著)の薬膳を担当執筆。

すがも薬膳薬局:http://www.yakuzen-sugamo.com/

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