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たった2分で集中力を高めてストレスを防ぐ! 調剤前にオススメ漸進的筋弛緩法

簡単なのに効果大! 調剤前の短時間で仕事に集中する方法とは

薬剤師の仕事は何かと緊張を強いられるもの。調剤や服薬指導、個人情報の管理など、どこでミスをしても、重大な問題になりかねません。時間に追われて多くの業務をこなしているうちに、ストレスがたまると、仕事中に焦りやイライラ、緊張などが起こりやすくなり、知らず知らずのうちに疲れが増幅してしまいます。
このような状態ではミスが起こりやすくなり、さらにストレスが高まるという悪循環を招いてしまうでしょう。そこで今回は、いつでもどこでも実践できて、短時間で効果が得られるリラックス法「漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)」をご紹介します。

見えない緊張がミスをつくる

心と身体は連動しています。緊張感をもって仕事をしていれば、全身の筋肉も緊張した状態が続きます。仕事をしているときだけに緊張して、休憩時間にはリラックス……と、きちんと切り替えができれば問題はありません。しかし、長時間の仕事でストレスが溜まり緊張感が続けば、身体の緊張はとれにくくなってしまいます。休息を取っているつもりでも、神経は戦闘モードからリラックスモードへと切り替えられず、興奮状態が続いてしまうのです。
“戦闘モード”のままで過ごすと、休憩中のつもりでも全身の力が抜けなくなるため、肩や首が凝りやすくなります。また気持ちが落ち着く時間がないため集中力が落ち、ミスを起こしやすくなることも。この状態がさらに悪化すると、肩や首の凝りから脳の血流が悪くなって記憶力の低下が起こったり、不眠やうつ状態へのきっかけになってしまうこともあります。

忙しい人ほど取り入れたい「漸進的筋弛緩法」

「明日からリラックスモードでいこう!」と思っても、そう簡単にできるものではありませんよね。つらい肩こりを何とかしたいという人は少なくありません。しかし、「力を抜こう」と思っていても、自分では力が抜けない人は多く、力が入っていることすら気づかない人も少なくありません。そんな方におすすめしたいのが、「漸次的筋弛緩法」です。この方法を使えば、無意識のうちに力を入れてしまっている状態をほぐすことができます。しかも、驚くほど簡単で時間もかかりません。無駄な力が抜ければ身体が楽になるだけでなく頭の働きもよくなります。集中力が高まれば仕事の効率も上がることでしょう。休憩中はもちろんですが、業務開始時や終了時、お手洗いに行くときなどのタイミングで習慣化してみましょう。

毎回2分間で首、肩、腕をリラックス

「漸進的筋弛緩法」の基本はたった2つ。力を入れることと、抜くことです。まず、凝りが気になる部位を意識しながら、その部分にできるだけ力を込めます。5秒間、80%程度の力がベストです。それから、力をストンと抜いて、その感じを味わってみましょう。
 
このときのポイントは、力が抜けた感じを味わうように意識を向けること。意識した部位が楽になる感じがする人もいれば、じわ~っと血が流れて暖かくなるように感じる人もいます。「漸進的筋弛緩法」では、こうした「力の抜ける感じ」を意識的に作りだすことが重要なポイントになっています。身体にいったん力を入れることで、力を抜いたときの感覚をより強く感じることができます。
緊張がほぐれる感覚を味わうことで脱力の感覚が身につけば、無意識の緊張にも気づけ、セルフコントロールが可能になるわけです。
 
それでは、薬剤師の業務でも特に疲れやすい首、腕、肩、手の漸進的弛緩法について、具体的な方法をご紹介します。
 

  • ➢ 手…… 両手をギュッと握って(5秒間)ゆっくり広げます(10秒)
    ※手だけはストンと力を抜かず、ゆっくりと抜いていきます。

  • ➢ 腕…… 力こぶをつくるように腕を曲げ、脇をしめて、ギューッと力を入れ(5秒)、ストンと力を抜きます(10秒)
  • ➢ 肩…… 両肩を耳に近づけるようにグッと上げて緊張させ(5秒)、ストンと力を抜きます(10秒)
  • ➢ 首…… 首を前に倒して首の後ろを緊張させ(5秒)、スッと力を抜きます(10秒)
    ※ 首をゆっくり前後左右に動かしてもかまいません。

日々をがんばるために切り替えできる習慣を

緊張感のある仕事だからこそ、適度なリラックスが必要です。
「漸進的筋弛緩法」は、無駄な力を抜き、本来の力を取り戻すためのサポートをしてくれるテクニック。がんばりたいのにやる気が出ないときは、身体に力が入り過ぎているのかもしれません。そんなときこそ「漸進的筋弛緩法」を試してみてください。無駄な力が抜けてこそ、本当の力は発揮できるのです。

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