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薬剤師は白衣の下に何を着る? 薬剤師の身だしなみとは Vol.1

薬剤師が白衣の下に身に着けるものってどんな服? インナーはどうする? 薬剤師として就職・転職先で、新生活が始まる前に、薬剤師にふさわしい身だしなみについて考えてみましょう。現役薬剤師へのアンケート結果を元に、白衣のタイプ別おすすめインナーや白衣の下に着用すべき服装について、スタイリスト木村ゆかりさんに提案いただきました。

1 薬剤師はどんな白衣を着ている?白衣の種類

白衣には、大きく分けて3種類。
前開きで羽織るタイプの1「ドクターコート」のほか、首回りが詰まったタートルネックタイプの2「ケーシー」、半袖ショート丈で首元がVネックの3「スクラブタイプ」があります。

【1】「ドクターコート」は、半袖長袖タイプがあり、腰から膝丈の前ボタンで、通勤着の上からさっと羽織れるのが特徴。

【2】「ケーシー」は、ショート丈なので動きやすく、首元がタートルネックになっているため、中に着るインナーの形を選びません。1960年代にアメリカで放送されていた医療ドラマの青年医師“ベン・ケーシー”が語源ともいわれています。

【3】「スクラブ」は、“ごしごし洗う”という意味の“スクラブ”が語源となっており、強く洗っても生地が傷みにくいのが特徴です。Vネックで胸元が見えやすいので、それを考慮したインナーを選ぶことがポイントです。

代表的な白衣のタイプは3種類

白衣タイプ【1】 特徴
ドクターコート ロングコートのように羽織るタイプの白衣。丈は腰から膝丈のものが多く、半袖長袖が選べる。
白衣タイプ【2】 特徴
ケーシー 半袖のショート丈で、首元はタートルネック。歯科医院のドクターに多く見られる。
白衣タイプ【3】 特徴
スクラブ 半袖のショート丈で、首元がVネック。動きやすく、外科医師に多く見られる。

今回記事作成にあたり、調剤薬局に働く薬剤師さんにアンケート協力いだいた結果、「白衣は会社指定ものがある」と答えた人がほとんどでした。現場薬剤師の声を元に、スタイリスト・木村ゆかりさんが、白衣タイプに合わせて、おすすめインナーをセレクト。

薬剤師の身だしなみとは…
なんといっても『清潔感』が第一、白衣の下に着るのは『透けない素材』や『胸元の開き具合』などを考慮して選ぶのが大事だと、木村さんは語ります。
スタイリスト直伝、おすすめコーディネートを見ていきましょう。

2 白衣の種類別おすすめインナー3選

薬剤師の職場では清潔感がある服装であることが絶対条件。華美なものは避け、白や黒、紺やベージュで無地のものを選ぶと失敗しません。また、白衣の種類によって、選ぶべきインナーも変わってきます。

ドクターコートのように胸元が開いている場合、インナーも胸元が開いたものだと露出が高くなってしまうので、首がある程度詰まったものを選ぶのがベター。ベーシックな白シャツやシンプルなカットソーなどがおすすめです。

男性の場合は、Yシャツやシャツを合わせている人が多く、ネクタイを締めるとさらにきっちりとした印象を与えることができます。

白衣(ドクターコート)の下は、シンプルなインナーがおすすめ。

白衣(ドクターコート)の下は、男性ならYシャツやシャツを合わせてきっちりと(写真モデルはイメージです)。

ケーシーは、タイトなシルエットのものが多いので、インナーは薄手で伸縮性のあるものを選ぶといいでしょう。
また、Vネックタイプのスクラブは、ドクターコート同様胸元が開きすぎていないものを選ぶのがベター。また、意外と見落としがちなのが、袖口から覗く脇部分。

「カウンター越しにお金のやりとりをしていると、脇の下まで丸見えになっていることがあります」という声も…。脇口が緩すぎないもの、フィットするものを選んでおくとよいでしょう。

また、春夏にかけて気になるのは脇汗対策には、脇部分にパッドがついたインナーキャミソールを活用するのがよいでしょう。

ケーシーは、半そでのインナーで脇汗もばっちり吸収したいところ。

胸元が開いたスクラブは、ベージュなど色が透けないキャミソールがベター。

白衣のタイプが決まっていない人はベーシックなインナーを用意

春から薬剤師として働き始める新社会人の皆さんや、転職で新たな職場に勤め始める場合など、まだどの白衣になるかわからないという方は、どんな白衣にも合う、白や黒、紺やベージュ系の無地で、ベーシックなデザインのキャミソールを数枚用意しておくといいでしょう。素材は薄手で通気性のあるものを選び、寒い場合は重ね着で調節するのがおすすめです。
「今回薬剤師さんのアンケートでも圧倒的に多かったのが、ユニクロのエアリズムですね。汗をかいてもサラッとしていますし、キャミソールは、前と後ろ両方着られるタイプもあるので、白衣のタイプに合わせて着こなしてみて」(木村さん)

揃えておきたい白衣の下に着るインナー

白、黒、ベージュ、紺
胸元が開きすぎず、脇が詰まっているタイプのキャミソール
素材 綿またはポリエステルなど。夏場はエアリズムなどの機能性インナーもおすすめ。

3 薬剤師の身だしなみで気を付けたいポイントは

薬剤師の身だしなみで最も重要なのは清潔感。インナーだけでなく、ボトムスやメイクなど全身の身だしなみも今一度見直しておきましょう。

今回、現役薬剤師のアンケートによると、
白衣の下に着ているもので圧倒的に多かったのがユニクロのインナーでした。

「会社の暗黙のルールで華美な服はNG。シンプルなオフィスカジュアルを意識しています」という声が多くありました。
また、ボトムスは黒や紺で無地のパンツスタイル、足元は職場によってパンプスやスニーカー、会社規定のサンダルなど様々ですが、色は黒か白を選ぶ薬剤師さんが多いようです。
なお、サンダルを履く場合、素足はご法度。靴下やストッキングを着用するのがルールだそう。

さらに、現役薬剤師のみなさんが注意している身だしなみは、ネイルやメイク、アクセサリーがあがりました。
「爪は短く整え、ネイルは原則NGです。髪の毛が肩より長い場合はまとめるか後ろでひとつに結んでいます」

「華美なメイクは避けていますが、ノーメイクも社会人としてマナー違反なので清潔感のあるナチュラルメイクを心がけています」

また、アクセサリーは華美なものでなければOKという職場と、結婚指以外一切NGな職場もあるようです。職場で確認しておきましょう。

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監修/スタイリスト 木村ゆかり

ファッションやアクセサリー、フードをはじめ、女性誌や書籍などで活躍中のスタイリスト。『大好評のお弁当レシピ』(宝島社)、『マルチホールで作る大人のビーズステッチアクセサリー』(ブティック社)ほか、多くのスタイリングを手がける。

https://yukarikim296.wixsite.com/keepintouchstyles/gallery/

監修協力/土崎まゆか(現役薬剤師) 撮影/柴田愛子 文/上野真依

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